「Windows 10」の知らないと損なキーボードショートカット5選単純作業をより効率的に

「Windows 10」の管理には、退屈な作業も少なからずある。PC管理者の業務を楽にする5つのキーボードショートカットを紹介する。

2019年08月04日 08時30分 公開
[Stephen J. BigelowTechTarget]
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 何十台、何百台、何千台ものエンドポイントを毎日管理するPC管理者は、わずかな時間も無駄にできない。Microsoftが「Windows 10」に用意している豊富なキーボードショートカットを利用すれば、反復的な作業の時間と労力を節約できる。

 使用できるショートカットは多数ある。PC管理者が覚えておくと便利な5種類を紹介する。

Windows+R

 PC管理者は自動インストーラや診断ツールなどを日常的に起動する。「スタートメニュー」をスクロールして目的のファイルを探してもいいが、目的のファイルを直接「実行」する方が速くて簡単だ。これをするには「ファイル名を指定して実行」のダイアログを使う。このダイアログはキーボードの「Windows」(Windowsロゴ)キーと「R」キーを押して素早く開くことができる。

 キーボードショートカットを使わずにこのダイアログを開く場合は、マウスまたはキーボードで画面左下の「スタート」(Windowsロゴ)ボタンを押し、スタートメニューの「Windowsシステムツール」フォルダを展開。メニュー内にある「ファイル名を指定して実行」を選択する。

 ファイル名を指定して実行のダイアログが表示されたら、実行するファイルの名前を直接入力する。例えば「DirectX診断ツール」を開くには「dxdiag」と入力する。スクリプトの実行などシステムに対する操作をする「コマンドプロンプト」のウィンドウを開くには「cmd」と入力する。

Windows+I

 PCにはさまざまな詳細設定や構成オプションがあり、システムのハードウェア、ネットワーク、アプリケーション、個人用設定、プライバシー、更新など多岐にわたる。こうした各種設定項目への入口の役割を果たしているのが「Windowsの設定」ダイアログだ。PC管理者はシステムの設定やトラブルシューティングのために、頻繁にWindowsの設定ダイアログを使用する。これを素早く開くには、キーボードでWindowsキーと「I」キーを押す。

 キーボードショートカットを使わずにWindowsの設定ダイアログを開く場合は、マウスまたはキーボードで画面内のスタートボタンを押し、スタートメニューの「設定」を選択する。

 Windowsの設定ダイアログは、各種システム設定の最上位メニューだ。目的の設定項目の詳細を確認したり変更したりするには、ここからさらにマウスかキーボードで操作を進める。例えば接続する無線LANを選択するには、Windowsの設定ダイアログで「ネットワークとインターネット」を選択し、次に「Wi-Fi」を選択して、使用可能な別の無線LANを選択する。

Windows+E

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