単純作業をより効率的に
「Windows 10」の知らないと損なキーボードショートカット5選
「Windows 10」の管理には、退屈な作業も少なからずある。PC管理者の業務を楽にする5つのキーボードショートカットを紹介する。
何十台、何百台、何千台ものエンドポイントを毎日管理するPC管理者は、わずかな時間も無駄にできない。Microsoftが「Windows 10」に用意している豊富なキーボードショートカットを利用すれば、反復的な作業の時間と労力を節約できる。
使用できるショートカットは多数ある。PC管理者が覚えておくと便利な5種類を紹介する。
Windows+R
PC管理者は自動インストーラや診断ツールなどを日常的に起動する。「スタートメニュー」をスクロールして目的のファイルを探してもいいが、目的のファイルを直接「実行」する方が速くて簡単だ。これをするには「ファイル名を指定して実行」のダイアログを使う。このダイアログはキーボードの「Windows」(Windowsロゴ)キーと「R」キーを押して素早く開くことができる。
キーボードショートカットを使わずにこのダイアログを開く場合は、マウスまたはキーボードで画面左下の「スタート」(Windowsロゴ)ボタンを押し、スタートメニューの「Windowsシステムツール」フォルダを展開。メニュー内にある「ファイル名を指定して実行」を選択する。
ファイル名を指定して実行のダイアログが表示されたら、実行するファイルの名前を直接入力する。例えば「DirectX診断ツール」を開くには「dxdiag」と入力する。スクリプトの実行などシステムに対する操作をする「コマンドプロンプト」のウィンドウを開くには「cmd」と入力する。
Windows+I
PCにはさまざまな詳細設定や構成オプションがあり、システムのハードウェア、ネットワーク、アプリケーション、個人用設定、プライバシー、更新など多岐にわたる。こうした各種設定項目への入口の役割を果たしているのが「Windowsの設定」ダイアログだ。PC管理者はシステムの設定やトラブルシューティングのために、頻繁にWindowsの設定ダイアログを使用する。これを素早く開くには、キーボードでWindowsキーと「I」キーを押す。
キーボードショートカットを使わずにWindowsの設定ダイアログを開く場合は、マウスまたはキーボードで画面内のスタートボタンを押し、スタートメニューの「設定」を選択する。
Windowsの設定ダイアログは、各種システム設定の最上位メニューだ。目的の設定項目の詳細を確認したり変更したりするには、ここからさらにマウスかキーボードで操作を進める。例えば接続する無線LANを選択するには、Windowsの設定ダイアログで「ネットワークとインターネット」を選択し、次に「Wi-Fi」を選択して、使用可能な別の無線LANを選択する。
Windows+E
一般にPCには多数のファイルが保存されている。日常業務に使用するアプリケーションや修正プログラム、「Microsoft Word」「Microsoft Excel」といったオフィスアプリケーションの業務用ファイルなどだ。PC管理者がシステムの設定やクリーンアップ、バックアップ、トラブルシューティングをするには、フォルダやファイルを素早く見つける必要がある。
ファイルやフォルダを参照したり選択したりするためには「エクスプローラー」を使用する。これを素早く開くには、キーボードのWindowsキーと「E」キーを押す。キーボードショートカットを使わずにこのダイアログを開くとしたら、マウスまたはキーボードで画面のスタートボタンを押し、スタートメニューの「Windowsシステムツール」を展開して、「エクスプローラー」を選択する。
Windowsの設定ダイアログの場合と同様に、エクスプローラーのショートカットで開くのは、ファイルとフォルダの最上位メニューだ。調査やバックアップのために目的のファイルやフォルダを見つけて選択するには、さらにマウスやキーボードで操作を続ける。例えばシステムのデスクトップにあるオブジェクトを選択するには、左側のメニューで「デスクトップ」を選択し、そこから使用可能なオブジェクトを参照して選択する。
Windows+Pause/Break
PC管理者は各PCの現在の設定と能力を素早く確認できなければならない。そのためには通常、「コンピューターの基本的な情報の表示」のダイアログを使う。このダイアログでは、OSや主要なシステムハードウェア(プロセッサやメモリなど)、ネットワーク、OSライセンスなどに関する情報を確認できる。管理者はここからシステムのバージョンや機能の情報に基づき、設定の変更やアップグレードが必要かどうかを決めることができる。
コンピューターの基本的な情報の表示ダイアログをWindows 10のキーボードショートカットで開くには、Windowsキーと「Pause/Break」キー(使用するPCやキーボードによっては存在しない場合がある)を押す。キーボードショートカットを使用せずにこれを開く場合は、マウスまたはキーボードで画面のスタートボタンを押し、スタートメニューの「Windowsシステムツール」を展開。「コントロールパネル」を選択し、「表示方法」を「カテゴリ」にした上で、「システムとセキュリティ」「システム」を順に選択する。
コンピューターの基本的な情報の表示ダイアログが表示されたら、左側のメニューを使って各種機能を素早く使用できる。「デバイスマネージャー」はシステムのハードウェアとドライバの詳しい情報を確認可能。「リモートの設定」はこのコンピュータへのリモートアクセスを許可するかどうかを設定でき、「システムの保護」はシステムを以前の復元ポイントの状態に戻す「システムの復元」などの機能を使用できる。
Windows+A
Windows 10に組み込まれている「Windowsアクションセンター」(WAC)は、各種の通知を一か所で管理する機能だ。各カテゴリーに分かれた通知をここで確認して、必要なアクションを実行できる。システムの問題やアプリケーションエラー、修正プログラムの有無などを通知する他、Windowsの設定ダイアログを開かずに、無線LANの変更などの操作を実行することもできる。PC管理者はここで重要な通知を確認すれば、トラブルシューティングに役立つ。
WACの通知はイベント発生時に自動的にポップアップ表示される。Windowsキーと「A」キーを押して、いつでもWACを呼び出すことが可能だ。画面右下のアイコンを選択する方法もある。通知が多数ある場合はリストをスクロールでき、不要な通知を消去することもできる。
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