2020年01月30日 05時00分 公開
特集/連載

「テープバックアップ」は過去の遺物ではない 価値を理解する5つの用語オフラインコピーのありがたみ

ランサムウェア攻撃に遭ったとき「テープバックアップ」が救世主となることがある。テープバックアップは「過去の遺物」と侮れない重要な選択肢だ。その理解に役立つ5つの用語を解説する。

[Paul Crocetti,TechTarget]

 バックアップ戦略を立案するに当たっては、「古いもの」と「新しいもの」を試してみるべきだ。データ保護にクラウドなどの新しいテクノロジーを取り入れるのは悪くない。だが従来のテクノロジーである「テープストレージ」を使った「テープバックアップシステム」も多くのメリットをもたらす。

 データが大幅に増加し、規制順守が厳しくなる現代では、大容量のデータを小さなスペースに保管できることが重要だ。サイバー脅威と常に隣り合わせの現状では、データのオフラインコピーを所持していることが欠かせない。

 繰り返しになるが、テープストレージは新しいテクノロジーではない。だがネットワークがダウンする規模のサイバー攻撃に遭ったときは、テープストレージがオフラインバックアップの最善の形態になる可能性がある。プライマリサイト(メインデータセンター)とは別のデータセンター(オフサイト)にテープストレージを保管して、データ保護のレベルアップを図ることも可能だ。

 本稿は、テープバックアップシステムが単なる「過去の遺物」ではない理由を理解するために、前後関係や背景を示す5つの重要な用語を解説する。

用語1.3-2-1ルール

 かなり古い用語である「3-2-1ルール」は、データのコピーを3つ作成し、それを2種類以上のメディアに保管し、その中の1つはオフサイトに保管するというバックアップ戦略を指す。この3-2-1ルールは今でも有効だ。実践にはテープバックアップシステムが重要な役割を果たす。

 複雑にする必要はない。ディスクストレージには頻繁にデータをバックアップする。テープストレージにはそれよりも低い頻度でバックアップする。そのバックアップデータをオフサイトに保管する。それだけで、このルールを満たすことになる。

用語2.オフサイトバックアップ

ITmedia マーケティング新着記事

news162.jpg

コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...

news144.jpg

正月三が日のテレビ視聴は過去10年間で最高値――ビデオリサーチ調査
正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年...

news066.jpg

KOLやKOCによる口コミを創出するために必要なこと
中国向けにマーケティングを行う上で重要なのが口コミである。口コミには友人・知人間で...