2020年04月28日 05時00分 公開
特集/連載

マルチクラウド管理に役立つ「IaC」「Kubernetes管理」「CASB」とは?マルチクラウド管理ツールの選び方【後編】

マルチクラウドの運用管理に役立つ「マルチクラウド管理ツール」。コンテナを運用する場合、セキュリティを強化したい場合に向けてどのようなツールがあるかを見てみよう。

[Sarah Neenan,TechTarget]

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 前編「『マルチクラウド管理ツール』とは? 主要な5大機能と選定ポイントを解説」に引き続き、複数のクラウドを併用するマルチクラウドを効率的に管理できる「マルチクラウド管理ツール」について解説する。本稿で紹介するのは以下の3種だ。

  • Infrastructure as Code(IaC)ツール
  • Kubernetes管理ツール
  • CASB(Cloud Access Security Broker)製品

Infrastructure as Code(IaC)ツール

 ITインフラの構成や設定変更をプログラムで実行可能にするIaCツールを使用することで、ユーザー企業はリソースを自動的にプロビジョニング(利用できる状態に準備すること)し、一貫性のあるインフラでアプリケーションを運用可能になる。IaCツールは、リソースを繰り返しデプロイ(配備)したり、構成のバージョン管理に対処したりできるテンプレートを用意する。

 Amazon Web Services(AWS)やMicrosoftのようなパブリッククラウドベンダーは、それぞれ「AWS CloudFormation」「Azure Resource Manager」など自社のパブリッククラウドで利用可能なIaCツールを提供している。こうしたツールは、特定のクラウドサービスのみを使用している企業には有用だが、複数のクラウドサービスを併用するマルチクラウド環境に適しているとは言えない。

 サードパーティー製IaCツールは、ワークロード(アプリケーション)をマルチクラウド環境で運用するための機能を提供している場合が少なくない。HashiCorpの「Terraform」はさまざまなクラウドサービスで機能する。Terraformに用意されているテンプレートを使用すれば、マルチクラウド環境でインフラの構成を標準化するのに役立つ。パブリッククラウドベンダー独自のIaCツールとサードパーティー製のIaCツールを評価して、自社のワークロードに適したIaCツールや、それらの組み合わせを検討することが重要だ。

Kubernetes管理ツール

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