IoTデバイスなど各種デバイスに広く採用されているオープンソースのTCP/IPスタック4種類に、リモートコード実行を含む複数の脆弱性があることが判明した。その影響は。
セキュリティ企業のForescout Technologiesは2020年12月8日(現地時間)、オープンソースソフトウェア(OSS)のTCP/IPスタック(TCP/IPに関するプログラム群)4種類にリモートコード実行を含む複数の脆弱(ぜいじゃく)性があると発表した。新たに見つけた脆弱性は33種類で、同社はこの脆弱性群を「Amnesia:33」と名付けた。
Forescoutが発表したレポートによれば、Amnesia:33の脆弱性のうち13件はTCP/IPスタックの「uIP」(マイクロIP)に、10件は同「picoTCP」に、5件は同「FNET」に、5件は同「Nut/Net」に存在する。これらのTCP/IPスタックはIoT(モノのインターネット)、OT(制御技術)、ITデバイスベンダーに広く採用されており、Amnesia:33は
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