AWS、AIの偏見を防ぐ「Amazon SageMaker Clarify」を発表 AI倫理問題に対処TechTarget発 世界のITニュース

AWSが発表した「Amazon SageMaker Clarify」は、機械学習モデルに内在するバイアスを検出する。昨今議論が激化している、AI技術に内在する差別問題への対処を支援する。

2021年01月14日 05時00分 公開
[Mark LabbeTechTarget]

関連キーワード

Amazon Web Services


 Amazon Web Services(以下、AWS)は2020年12月8日(現地時間) 、同社が提供する機械学習モデル構築ツール「Amazon SageMaker」の新たな機能「Amazon SageMaker Clarify」(以下、SageMaker Clarify)を発表した。SageMaker Clarifyを使うことで、エンドユーザーは機械学習モデルに含まれるバイアス(偏見)を軽減できるという。

「AI倫理」に関する議論の激化が背景に

 機械学習では、モデルのトレーニングに使われたデータの偏りやアルゴリズムから、データにバイアスが生じる可能性がある。バイアスが存在すると、機械学習による予測精度は落ちる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news071.jpg

「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...

news067.jpg

ボストン コンサルティング平井陽一朗氏が語る 日本企業のイノベーションを阻む「5つの壁」
企業の変革を阻む5つの壁とそれを乗り越える鍵はどこにあるのか。オンラインマーケットプ...

news175.jpg

日清食品がカップ麺の1〜5位を独占 2024年、最も手に取られた新商品は?
カタリナマーケティングジャパンは、カタリナネットワーク内小売店における年間売り上げ...