「LoRa」は無線通信における変調方式の一つで、LoRaの文字は長距離を意味する「Long Range」を略したものだ。消費電力が少なく、広範囲の通信を可能にする無線ネットワーク「LPWA」(Low Power, Wide Area)の代表的な要素技術であり、免許不要の周波数帯を使用する。免許不要の周波数帯を利用する点で無線LANによく似ている。無線LANは一般的に2.4GHzや5GHzの周波数帯を利用する。
LoRaで使われる周波数帯は、実際に導入される地域によって変わる。例えば北米では915MHz帯を、欧州では868MHz帯を使用する。そのため、LoRaを利用する場所で、利用可能な周波数帯を把握することが重要だ。LoRaで生成した電波は、見通しが良い条件下なら最長10キロ離れた地点にも届く。
営業デジタル化の始め方(無料eBook)
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...
「RED」「Bilibili」「Douyin」他 中国の主要SNSプラットフォームの特徴まとめ
トレンド変化の大きい中国においてマーケティングを成功させるためには、主要SNSプラット...
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...