センサーなどのIoTデバイスを接続する無線通信に使われる技術や規格として「LoRa」や「LoRaWAN」がある。両者はどう異なり、どのように使われているのだろうか。
「LoRa」は無線通信における変調方式の一つで、LoRaの文字は長距離を意味する「Long Range」を略したものだ。消費電力が少なく、広範囲の通信を可能にする無線ネットワーク「LPWA」(Low Power, Wide Area)の代表的な要素技術であり、免許不要の周波数帯を使用する。免許不要の周波数帯を利用する点で無線LANによく似ている。無線LANは一般的に2.4GHzや5GHzの周波数帯を利用する。
LoRaで使われる周波数帯は、実際に導入される地域によって変わる。例えば北米では915MHz帯を、欧州では868MHz帯を使用する。そのため、LoRaを利用する場所で、利用可能な周波数帯を把握することが重要だ。LoRaで生成した電波は、見通しが良い条件下なら最長10キロ離れた地点にも届く。
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