「遠隔医療4600人体制」を夜通し作業で実現した医療機関の“信念”COVID-19で遠隔医療に切り替えた医療機関【後編】

医療機関Penn State Healthはパンデミックに対処するために、医療従事者とスタッフ合わせた約4600人を一気に遠隔医療体制に移行させた。同機関が「遠隔医療は、今後の医療戦略を前進させる鍵」と考える理由は。

2021年03月02日 05時00分 公開
[Makenzie HollandTechTarget]

 前編「『遠隔医療』にコロナ禍で一斉移行した医療機関の“教訓”」に続き、本稿も新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で遠隔医療に切り替えた医療機関の事例を紹介する。

 米国ペンシルバニア州の医療機関Penn State Health Milton S. Hershey Medical Center(以下、Penn State Health)で副院長を務めるクリストファー・ラコー氏も、COVID-19のパンデミック(世界的大流行)に対処するために遠隔医療体制の構築に注目していた。

“夜通し”作業で遠隔医療システムを増強

ITmedia マーケティング新着記事

news056.jpg

「レシピチェック」「少額決済」はデジタルが多数派に 逆にアナログでないとだめな活動とは?
博報堂生活総合研究所は、直近1年間における暮らし全般のデジタル化の度合いを調べる「生...

news072.jpg

ホワイトペーパー制作が続かない! 苦しまず量産するため、どうすればいい?
前編ではB2B企業にとって本来あるべきホワイトペーパーの役割と成果を出すための3つの使...

news176.jpg

2024年B2B企業の広告施策の実態 半数以上が2023年よりも「CPAの上昇」を実感
IDEATECHがB2B企業の広告担当者に聞いた2024年版広告施策の実態調査の結果を紹介します。