2021年03月16日 05時00分 公開
特集/連載

医療クラウドベンダーが「HCI」で実現したインターネット分離手段とは?医療業界の「HCI」導入事例【後編】

英国の医療クラウドベンダーAIMESは、インターネット分離する手段として「Health Cloud」というクラウドサービスを提供している。そのインフラとして採用したのが「HCI」だ。Health Cloud登場のいきさつを紹介する。

[Dave Raffo,TechTarget]

 前編「コロナ禍で施設拡大が頓挫、窮地の医療機関をNutanixの『HCI』はどう救ったのか」に続き、後編となる本稿は、英国の医療クラウドベンダーAIMES Management ServicesのHCI(ハイパーコンバージドインフラ)導入事例を紹介する。

 医療分野向けクラウドサービスには高度な規制要件が要求される。AIMESは自社の医療分野向けクラウドサービス「Health Cloud」を構築するために、2015年に初めてHCIを採用した。同社の事業開発責任者であるグレン・ロバート氏は「より信頼性の高い、より効率的なシステムをもたらす、次なる最良の何かを発見するため、常に奮闘している」と述べる。

 AIMESが導入したのはPivot3のHCIだ。AIMESは、研究者が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の問題にテレワークで取り組むためのサービスを展開できるよう、HCIでインフラを増強させた。

HCIで実現したインターネット分離手段とは

 「私たちはこの危機の中でステップアップし、新しいサービスを提供しようとしている」とロバート氏は語る。AIMESはVDI(仮想デスクトップインフラ)をサービスとして提供し、医学研究者にテレワークの手段として活用してもらう考えだ。

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