「Windows 10」がそれ以前のWindowsと大きく異なるのは、定期的に配信される更新プログラムによって、OSを入れ替えることなく継続的にOSを最新の状態に保てることだ。この手法は継続するのだろうか。
前編「『Windows 10』は昔のOSと何が違う? Windowsの歴史を振り返る」と中編「『Windows 10』の本当のメリットとは もう移行は必要ない?」に続き、更新プログラムの新たな配布方法によって「Windows 10」がそれ以前の「Windows」から変わった点を紹介する。この方法は将来的にも継続するのだろうか。
Windowsの更新プログラム管理機能「Windows Update」の設定画面は、エンドユーザーがWindows 10の検索ボックスに「Windows Update の設定」と入力すると開く。この画面では以下の点を確認できる。
なお検索ボックスに「Winver」と入力すれば、Windows 10のバージョンを確認できる。
Windows 10の更新プログラムの利点は下記の通りだ。
MicrosoftはWindows 10のバージョン履歴をまとめたWebページに、過去のバージョンへのリンクを張っている。サポート技術情報や既知の問題、問題の修正方法をまとめており、非常に役に立つ。
「Windows 11」が登場するかどうかの予測は現時点では不可能だ。だが当面の間はWindows 10のみが存在する見通しで、Microsoftは近いうちにこの状況が変わることを示唆していない。同社によるWindows 10のバージョンアップ戦略は安定していて、多少のつまずきはあったものの、Windows 10の一般公開当初からうまく機能してきた。近いうちにその状況が変わると考える理由はない。
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