今や中堅・中小企業でもSANは手が届きやすい存在になった。だからといってNASが時代遅れになったわけではない。NASからSANに乗り換えるとすれば、いつ決断すればよいのか。それを決めるヒントを紹介する。
「SAN」(ストレージエリアネットワーク)は従来、この複雑なシステムを導入し維持できる人的リソースを持つ大企業が主に利用するものだった。価格の低下により、SANは今や中堅・中小企業にとっても有力な選択肢になった。とりわけ大量のデータを管理したり、高速な処理が必要なアプリケーションを運用していたりする中堅・中小企業にとっては魅力的だ。
とはいえ「SANが手が届きやすい存在になった」という理由だけで、中堅・中小企業は性急に「NAS」(ネットワーク接続ストレージ)を捨て去るべきではない。まずは現在のストレージシステムを評価し、NASからSANに移行すべきタイミングであることを示す「7つの兆候」があるかどうかを見極めるのが望ましい。本稿はこのうち1つ目と2つ目を解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
【保存版】2025年のSNSはこうなる(無料eBook)
AIの進化や政治の激動がSNSを大きく変えつつあります。ソーシャルエンゲージメントを促進...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年2月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
XがAIチャットbot「Grok」に新機能を追加 OpenAIやGoogle、Metaとの競争の行方は?
Xが、AIチャットbot「Grok」に自分のプロフィール情報を伝えられる新たな機能追加を実施...