2021年07月13日 05時00分 公開
特集/連載

MicrosoftがApple「Siri」の開発元を買収 「AI企業買収」なぜ活発化?AI市場に押し寄せるM&Aの波【後編】

AI分野でベンダー買収が活発化している。その背景には何があるのか。直近の買収傾向とアナリストの見解から読み解く。

[Paula Rooney,TechTarget]

 MicrosoftはNuance Communications(以下、Nuance)を約200億ドルで買収すると、2021年4月に発表した(同年6月に米貿易規制当局が買収を承認)。NuanceはAppleの音声アシスタント「Siri」の開発を手掛け、あらゆる業界を横断して自然言語処理や音声認識、文書処理、画像認識の中核となる技術を提供している。

 2021年5月上旬には機械学習ベンダーのDataRobotが、ノートブック形式のデータ可視化ツールを手掛けるZeplの買収を発表。同月下旬には20年以上にわたって自動車ドライバーのモニタリングシステムを開発してきたスウェーデンのSmart Eyeが、乗員の感情を認識できる車内感知システムを開発するAffectivaの買収を発表した。

MicrosoftのNuance買収だけではない AI企業買収が活発化する「2つの理由」

 米TechTargetの調査部門Enterprise Strategy Group(ESG)のアナリストであるマイク・レオン氏は、AI分野のM&A活発化は「まだ始まったばかりだ」と指摘。「2つの分野からのM&A活動が平行して起きている」と解説する。

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