Windowsの印刷関連の脆弱性「PrintNightmare」に対処すべく、Microsoftは定例外のスケジュールでパッチを提供した。なぜMicrosoftはパッチ提供を急いだのか。パッチをすぐに適用できない場合の対処法とは。
Microsoftは「Windows」および「Windows Server」の重大な脆弱(ぜいじゃく)性に対処するために、珍しく定例外のスケジュールでセキュリティ更新プログラム(パッチ)を提供した。2021年7月6日(現地時間)に提供した、印刷スプーラーー(Print Spooler)サービスの脆弱性「PrintNightmare」を修正するパッチがそれだ。印刷スプーラーサービスは、WindowsやWindows Serverでの印刷に必要なサービス(常時稼働プログラム)。
攻撃者はPrintNightmareを悪用すると、適切な権限がなくてもランサムウェア(身代金要求型マルウェア)などのマルウェアを実行できる可能性がある。PrintNightmareは、Microsoftがサポート対象にしている全バージョンのWindowsおよびWindows Serverに影響する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
AIの進化が加速する「プラットフォームビジネス」とは?
マーケットプレイス構築を支援するMiraklが日本で初のイベントを開催し、新たな成長戦略...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年12月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
2024年の消費者購買行動変化 「日本酒」に注目してみると……
2023年と比較して2024年の消費者の購買行動にはどのような変化があったのか。カタリナマ...