機械学習開発の最先端を走るGoogle。同社認定の機械学習認定資格「Professional Machine Learning Engineer」を取得すれば、キャリアアップにつながる可能性がある。取得するには、どうすればいいのか。
大手クラウドベンダーの機械学習認定資格を紹介する本連載。前編「“機械学習のプロ”を認める『AWS Certified Machine Learning - Specialty』とは? 合格するには」はAmazon Web Services(AWS)の「AWS Certified Machine Learning - Specialty」、中編「初心者歓迎の機械学習資格『Azure Data Scientist Associate』とは? 合格するには」はMicrosoftの「Azure Data Scientist Associate」を取り上げた。後編となる本稿は、Googleの「Professional Machine Learning Engineer」を紹介する。
Professional Machine Learning Engineerは、次の6つの分野を対象とする。
GoogleはProfessional Machine Learning Engineerの試験を受験する人に、同社のクラウドサービス群「Google Cloud Platform」の実務経験が3年以上あることを推奨している。受験準備のために同社は、ビッグデータと機械学習の基礎知識の他、同社が開発した機械学習用のソフトウェア群「TensorFlow」、機械学習モデルのための管理体制「MLOps」などをカバーする学習プログラムを用意している。
Professional Machine Learning Engineerの試験時間は2時間、受験料は200ドル。専用テストセンター、オンラインのいずれかで受講できる。対象言語は英語のみ。
試験準備ができるオンライン講座として、Udemyの「Google Cloud Professional Data Engineer: Get Certified 2022」やCourseraの「Preparing for Google Cloud Certification: Machine Learning Engineer Professional Certificate」がある。いずれも機械学習パイプラインを中心に学び、Professional Machine Learning Engineerに必要な知識が得られる。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
2025年のマーケターが「生成AIでテレビCMを作る」よりも優先すべきことは?
AIが生成した広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス重視で非難...
CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...
トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。