2022年07月10日 10時30分 公開
特集/連載

Windows 10が快適に動く“本当の最低PC”スペックはこれだWindows 10パフォーマンス問題「5つの対処法」【第2回】

システム要件は、手元のPCでWindows 10が動くかどうかの確認には役立つものの、快適に使えることを保証するわけではない。快適な動作には、PCにどの程度のスペックが必要なのか。“現実的なシステム要件”を探る。

[Ed Tittel,TechTarget]

 PCがクライアントOS「Windows 10」を動作させるには、Microsoftが公開しているシステム要件を満たせばよい。ただし動作することと、快適に利用できることは別だ。現実的には、Windows 10搭載PCには以下のスペックが必要になると考えられる。

公式の倍どころじゃない? Windows 10“真のシステム要件”はこれ

  • プロセッサまたはSoC(プロセッサなどシステムの構成要素を1つのシリコンチップに集約した製品)
    • 動作周波数(クロック周波数)1.8GHz
  • メモリ
    • Windows 10が32bit版の場合は容量4GB、64bit版の場合は8GB
  • ストレージ
    • 容量256GB、ストレージインタフェース規格「SATA Revision 3.x」に準拠
      • より快適に使いたい場合は、形状規格「M.2」およびストレージインタフェース規格「NVM Express」(NVMe)に準拠したストレージを選択する。
  • ビデオカード
    • グラフィックス処理技術群「DirectX」バージョン12以降に準拠
      • DirectX 9の登場は2002年にさかのぼる。現在使われているほとんどのPCではまず見かけない。DirectX 12でも登場は2015年にさかのぼるものの、基本機能はDirectX 9と比べてはるかに優れている。
  • ディスプレイ
    • 解像度1920×1080ピクセル
      • Windows 10のシステム要件である800×600ピクセルのディスプレイは、2005年ごろ以降のPCではまず見かけない。2015年までには1366×768ピクセル前後のディスプレイ(HDディスプレイ)が標準となった。現代のエンドユーザーの生産性を保つためには、最低でも1920×1080ピクセル前後のディスプレイ(フルHDディスプレイ)が必要だ。

 企業がWindows 10搭載PCを生産性向上に生かすためには、どのようなスペックのPCを利用する必要があるのだろうか。第3回は、ビジネスでWindows 10を快適に利用可能なPCスペックを整理する。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news122.jpg

「ペプシチャレンジ」で煽られて焦ったコカ・コーラの“痛恨のやらかし”とは?
長年の間「コーラ戦争」を続けてきたCoca-ColaとPepsi。マーケティング施策でも切磋琢磨...

news149.jpg

デジタル化する顧客体験に関する消費者と企業の認識ギャップ――ナイスジャパン調査
問い合わせの初動としてインターネットやFAQ検索をする人が約8割。デジタルチャネルによ...

news042.jpg

気象データは近未来のデータ 予測に基づき「役に立つ」広告を届ける
気象データを活用することでどのような広告コミュニケーションが可能になるのか。海外の...