自社に最適な「AIOps」ツールを選ぶのは簡単ではない。オープンソースソフトウェアとプロプライエタリソフトウェアがあり、それぞれに長所と短所がある。選定のポイントは何か。
アプリケーションの開発ツールは、「オープンソースソフトウェア」(OSS)と「プロプライエタリソフトウェア」(ソースコード非公開のソフトウェア)の2種に分類できる。この2つにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、開発者の間では「どちらを使うべきか」について議論が起こる。結局は用途によるため、明確な答えはない。
近年は、AI(人工知能)技術をシステム開発や運用に取り入れる「AIOps」のツールが登場している。AIOpsはOSSがいいのか、それともプロプライエタリソフトウェアを選ぶべきなのかについて、特別な考慮事項がある。
AIOpsの市場にはさまざまなツールがひしめき、自社に最適なものを選ぶのは簡単ではない。AIOpsの場合は、AIエンジンによる分析対象になる機密情報を含めた、さまざまなデータへのアクセスが必要になることがある。そのためAIOpsツールを評価する際はセキュリティも考えなければならない。AIOpsツールには幾つもの考慮事項があり、企業は各ツールを念入りに比較してポイントを見極める必要がある。
中編は、オープンソースのAIOpsツールについて解説する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...