自社に最適な「AIOps」ツールを選ぶのは簡単ではない。オープンソースソフトウェアとプロプライエタリソフトウェアがあり、それぞれに長所と短所がある。選定のポイントは何か。
アプリケーションの開発ツールは、「オープンソースソフトウェア」(OSS)と「プロプライエタリソフトウェア」(ソースコード非公開のソフトウェア)の2種に分類できる。この2つにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、開発者の間では「どちらを使うべきか」について議論が起こる。結局は用途によるため、明確な答えはない。
近年は、AI(人工知能)技術をシステム開発や運用に取り入れる「AIOps」のツールが登場している。AIOpsはOSSがいいのか、それともプロプライエタリソフトウェアを選ぶべきなのかについて、特別な考慮事項がある。
AIOpsの市場にはさまざまなツールがひしめき、自社に最適なものを選ぶのは簡単ではない。AIOpsの場合は、AIエンジンによる分析対象になる機密情報を含めた、さまざまなデータへのアクセスが必要になることがある。そのためAIOpsツールを評価する際はセキュリティも考えなければならない。AIOpsツールには幾つもの考慮事項があり、企業は各ツールを念入りに比較してポイントを見極める必要がある。
中編は、オープンソースのAIOpsツールについて解説する。
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