Android派やiPhone派が気になる「Windows 11」の“あの機能”「Windows 11」の充実する機能と高まらない人気【中編】

Microsoftは、機能更新プログラムの提供やサードパーティーベンダーとの連携を通じて、積極的に「Windows 11」を強化している。どのような機能が利用可能になったのか。

2022年11月25日 05時00分 公開
[Antone GonsalvesTechTarget]

 MicrosoftはクライアントOS「Windows 11」の魅力を高めようとしている。同社による機能更新プログラム(メジャーアップデート)および新機能の提供、サードパーティーベンダーとの連携を通じて、Windows 11ではさまざまな機能が利用できるようになった。主な機能を紹介する。

Android派もiPhone派も納得の「Windows 11」便利機能

 Amazon.com ServicesのWindows 11向けアプリケーションストア「Amazonアプリストア」(Amazon Appstore)は、GoogleのモバイルOS「Android」用のアプリケーションを提供する。これによりWindows 11でAndroidアプリケーションが実行できる。利用可能なAndroidアプリケーションは、Amazonアプリストアが提供するものに限られる。

 「iPhone」などApple製デバイスのユーザーにとっては、同社の「Windows用iCloud」(iCloud for Windows)が役立つ。Windows用iCloudは、同社のファイル同期サービス「iCloud」に、Windows 11からアクセスするためのアプリケーションだ。エンドユーザーはWindows用iCloudを使うことで、手持ちのApple製デバイスに保存した写真を閲覧できる。

 標準では画面下部にある帯状の「タスクバー」は、エンドユーザーからの要望を受けて改善が進んでいる。アプリケーションがタスクバーに入り切らない場合、あふれたアプリケーションを別のスペースに表示する「タスクバーオーバーフロー」という機能は、その一例だ。


 後編は、Windows 11の人気がなかなか高まらない理由を考える。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。