iPhoneのバッテリーが急に切れるのはAppleじゃなく「マルウェア」のせい?iPhoneをマルウェアから守る方法【第4回】

「iPhone」「iPad」といったApple製モバイルデバイスのマルウェア感染を早期に確認するには、さまざまな方法がある。その具体例とは何なのか。

2023年08月02日 09時15分 公開
[Michael GoadTechTarget]

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 スマートフォン「iPhone」やタブレット「iPad」といったApple製モバイルデバイスがマルウェアに感染すると、さまざまな「異常な動き」が発生することがある。こうした事態に気付いたら、早急に対策を講じることが必要だ。Apple製モバイルデバイスのマルウェア感染の具体的な兆候とは何か。

兆候4.バッテリーの異常な消耗

 マルウェアはエンドユーザーが知らないうちに、感染したApple製モバイルデバイスの電力を消費する。そのためバッテリーが著しく消耗する可能性がある。バッテリーの消耗がいつもより早い場合は、不審なソフトウェアが動作していないかどうかを確認しよう。

兆候5.予期しない通知

 見覚えのない発信元やアプリケーションから、唐突に通知が届いた場合は、Apple製モバイルデバイスがマルウェアに感染している可能性がある。マルウェアは、悪質なメッセージをポップアップの通知として表示する場合がある。通知関連で異変が生じたら、マルウェア感染の可能性を考えるとよい。

兆候6.異常な動作

 マルウェア感染によってApple製モバイルデバイスが異常な動作をすることがある。Apple製デバイスが突然、再起動やシャットダウンをしたり、アプリケーションのクラッシュ(表示トラブル)やフリーズが発生したりした場合は要注意だ。


 第5回は、マルウェアに対抗するための方法を紹介する。

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