「iPhone」「iPad」といったApple製モバイルデバイスのマルウェア感染を早期に確認するには、さまざまな方法がある。その具体例とは何なのか。
スマートフォン「iPhone」やタブレット「iPad」といったApple製モバイルデバイスがマルウェアに感染すると、さまざまな「異常な動き」が発生することがある。こうした事態に気付いたら、早急に対策を講じることが必要だ。Apple製モバイルデバイスのマルウェア感染の具体的な兆候とは何か。
マルウェアはエンドユーザーが知らないうちに、感染したApple製モバイルデバイスの電力を消費する。そのためバッテリーが著しく消耗する可能性がある。バッテリーの消耗がいつもより早い場合は、不審なソフトウェアが動作していないかどうかを確認しよう。
見覚えのない発信元やアプリケーションから、唐突に通知が届いた場合は、Apple製モバイルデバイスがマルウェアに感染している可能性がある。マルウェアは、悪質なメッセージをポップアップの通知として表示する場合がある。通知関連で異変が生じたら、マルウェア感染の可能性を考えるとよい。
マルウェア感染によってApple製モバイルデバイスが異常な動作をすることがある。Apple製デバイスが突然、再起動やシャットダウンをしたり、アプリケーションのクラッシュ(表示トラブル)やフリーズが発生したりした場合は要注意だ。
第5回は、マルウェアに対抗するための方法を紹介する。
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