検索

ネットワーク 過去記事一覧(2012年)

12 月

本連載では、OpenFlowとSoftware Defined Networking(SDN)に関する誤解と建設的な理解について解説してきた。最終回の今回は、SDNの本質に迫る。

前回はSDNという言葉を「利用者が、やりたいことを実現するために最短距離の方法で、ネットワークの構成や機能の活用ができること」と説明した。今回は、これをさらに掘り下げる。

企業内の無線LANをタブレットから利用させる場合、適切な管理をしていないと、ネットワーク帯域が過剰に圧迫されてしまう可能性がある。その理由と具体的な解決策を探る。

新技術が続々登場する中、企業は自社ネットワークの運用について、どう考えているのだろうか。現在の最大の課題は何なのか、読者調査を基に、企業ネットワークの実態を探る。

「Software Defined Networking(SDN)」という言葉の意味はあまりにも多様化し、議論がかみ合わなくなってしまっている。議論が深まるような、この言葉のより建設的な定義とはどういったものなのかを探る。

11 月

「OpenFlow」は2012年のIT業界において最も注目されるキーワードの1つになった。だが、その注目が、等身大の理解に基づいているとは言いづらい側面がある。OpenFlowに対する誤解の背景を説明する。

10 月

仮想サーバと仮想デスクトップが普及し、ストレージへのI/O要求がさらに高まった。その解決策となる「仮想I/O」をネットワーク側で実装すると、ハイパーバイザーの負荷を大幅に減少し、CPUリソースを有効活用できる。

金沢大学附属病院が、OpenFlowをベースとするNECのネットワーク製品を導入した。OpenFlowをデータセンターで使った例はあったが、組織内ネットワークで利用するのは恐らく国内初。なぜ同院は新技術の導入に踏み切ったのか。

VXLANゲートウェイを使った既存環境と仮想ネットワーク環境の混在運用は、ネットワークの段階的な進化を可能にするものの、これまでには考えることのなかった問題も生み出す。今回はこれを説明する。

ネットワークの運用管理コストは下げられるにこしたことはない。しかし、ダウンタイムやパフォーマンスの低下につながるのでは本末転倒だ。運用コスト低減とサービスレベル維持を両立させる新技術を紹介する。

iPhone 5は、Appleとして初めてLTEに対応した他、5GHz帯の無線LAN接続も可能だ。つまり、高速で安定したネットワーク接続が実現しやすくなる。だが、企業のIT部門は別の新たな課題に直面することになる。

「VXLANゲートウェイ」と呼ばれる製品が続々登場している。VXLANというプロトコルで形成する仮想ネットワークと、従来型のネットワークとの間で変換を行うものだ。その運用には課題もある。

iOS端末からプリンタなどの機器を利用する際に役立つ「Bonjour」だが、iOS端末と機器が同一LANにないとうまく機能しないという制限がある。この制限を取り払う方法とは?

9 月

ネットワーク電力管理技術は、十分に普及しているとはいえない状況だ。インフラの管理と電気料金の支払いが別部門など、企業の組織構成が一因だと指摘する声がある。

次世代イーサネット規格のデータ伝送速度は1Tbpsになるのか。それとも400Gbpsにとどまるのか。関係各所の思惑が渦巻く中、標準化団体の米IEEEが結論を出すべく動き出した。

クラウドを利用する際に企業が直面する課題は少なくない。そうした課題を生み出す一因として、「高慢」で「変化に関心がない」クラウドベンダーの姿勢を指摘する声がある。

さまざまなセキュリティ機能を1台に納めた「セキュアWebゲートウェイ(SWG)」。攻撃手法の進化やクライアント端末の多様化を受けて進化するSWGの最新像を示す。

IEEE 802.11n準拠の無線LAN製品を導入済みなのは4割未満。障害監視や性能確保、セキュリティ対策が主な課題――。読者調査を基に、無線ネットワークの利用実態を探る。

8 月

電力供給の不安や電力コストの高騰を受け、重要性が高まるIT関連の消費電力削減。本稿はネットワークに絞り、消費電力の削減方法を示した3つのホワイトペーパーを紹介する。

私物端末の企業利用(BYOD)やクラウド移行の流れを止めず、安全性を確保しつつ業務に生かす。その具体策として有望視されているのが「VPN」である。

統合脅威管理(UTM)市場が活況を呈している。市場規模は既に10億ドルの大台を突破し、今後も成長が続く見通しだ。背景には、マネージドサービスの普及やコスト意識の高まりがある。

OpenFlowの雄、米Nicira Networksの買収を電撃発表した米VMware。この発表は、「変化に尻込みする」米Cisco Systemsの姿勢に変化をもたらすかもしれない。

OpenFlowコントローラーとOpenFlowスイッチとの間のプロキシとして機能し、複数のネットワークスライスを構築可能にする「FlowVisor」。その仕組みと現状の課題を解説する。

7 月

製品化が進む40ギガビット/100ギガビットイーサネット。登場したばかりの40ギガビット/100ギガビットイーサネット製品をどう選ぶべきか、その指針を示す。

Webベースのファイル共有ソフトウェアやコラボレーションソフトウェアが普及する中で、アクセス環境によるパフォーマンスが気になる人は多いだろう。SharePoint Serverを例にWebコンテンツ最適化技術の効果を解説する。

OpenFlowを導入したいが、OpenFlow対応機器を新たに導入するのは負担が大きい。こうした課題を解消するのが、米Big Switch Networksなどが推進する「オーバーレイ」技術だ。

ネットワーク設計や管理を効率化する手段として期待される「OpenFlow」。後編は、商用製品が登場し始めたOpenFlow製品の選定や導入時のポイントを解説する。

IPv6ホストスキャン攻撃を可能にする元凶は、IPv6アドレスの一部である「インタフェースID」の生成方法の不備にあるという。主要な6つの不備と、攻撃の回避策を解説する。

膨大なアドレス空間を持つIPv6の場合、ホストスキャン攻撃は実質的に不可能だとの認識が一般的だった。だが実際は、攻撃に必要な労力はそれほど大きくないという。その理由とは?

ファイバーチャネルや10GbEを用意しなくても、iSCSI SANのストレージ連携機能はパフォーマンス、運用コストの両面で顧客ニーズを満たすことが可能だ。採用企業の声を紹介する。

6 月

ネットワークの運用管理の効率化に役立つ「ネットワーク管理製品」。本稿は、その選定のポイントや導入の注意点を解説する。

5 月

トラフィック増などによるWANのパフォーマンス低下を防ぐ「WAN最適化製品」。本稿は、WAN高速化製品の導入効果を解説した3つのホワイトペーパーを紹介する。

仮想化製品「VMware vSphere」のセキュリティ機能群である「VMware vShield」は、パフォーマンスや使い勝手に課題がある。本稿は、vShieldをしのぐ性能や機能を持つオープンソースツールを紹介する。

4 月

大規模化が進む分散型サービス妨害(DDoS)攻撃。だがトラフィックの急増を伴う大規模攻撃より、アプリケーション層を狙った小規模攻撃の方が危険だと専門家は指摘する。

3 月

ソーシャルメディアの利用は画像や動画の頻繁なアップロードを促し、従来型WANではこのトラフィックパターンに対応できなくなる可能性があるという。ソーシャル時代に対応できるWANとは?

1 月
ページトップに戻る