Webベースのファイル共有ソフトウェアやコラボレーションソフトウェアが普及する中で、アクセス環境によるパフォーマンスが気になる人は多いだろう。SharePoint Serverを例にWebコンテンツ最適化技術の効果を解説する。
近年、WANは帯域幅を大量に消費するプラットフォームやアプリケーションの問題にそれなりに取り組まなければならなくなってきている(関連記事:WAN高速化装置の導入効果が得られる条件とは?)。またWebベースのファイル共有ソフトウェアやビジネスコラボレーションソフトウェアのプラットフォームがよりリッチになる中で、Webコンテンツ最適化は世界規模でビジネスを行うマルチサイト企業にとって必須項目となっている。
とりわけ、企業が関心を抱いているのは米MicrosoftのSharePoint Serverの最適化技術だ。プロトコルの最適化や圧縮、重複排除などを用いてWANリンクの効率向上を図るWAN最適化技術は多くのベンダーが提供している。だが、そうした技術の中には、Webベースの企業向けアプリケーションの基底にあるHTMLコードの非効率性の問題を解消するものは少ない。
ユーザーは中央のデータセンターからますます遠く離れ、こうしたデータ集約的なWebベースのアプリケーションで高いレイテンシを体験するようになってきている。既に数社のベンダーから、WebサーバからブラウザにHTMLをロードする方法を変えることでWebベースアプリケーションの効率改善を目指すWebコンテンツ最適化製品が提供されている(関連記事:カタログでは分からないWAN高速化製品の「実力」の見方)。
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