フォレスターリサーチの推計によると、IT予算のうちイノベーションのために投入されている金額はわずか24%だという。どうすればこのコスト構造を改善できるだろうか?
フォレスターリサーチの推計によると、IT予算全体の中で新しい取り組みに投入されている金額の割合は、24%にとどまっているのが現状だ。残りのIT予算は何に使われているのかといえば、フォレスターのアナリスト、アンドリュー・バーテルズ氏がいうところの「MOOSE」――Maintain(保守)、Operate(運用)、Organization(組織)、Systems(システム)、Equipment(機器)だ。
CIOは毎年、新たな取り組みに乗り出す前にMOOSEの現状を徹底的に見直し、次年度のMOOSEコストを抑えなければならない。例えば、そうした積み重ねによって、米SASでは、MOOSEと新しい取り組みそれぞれへの支出が50対50の割合となった。大手通信企業のSBCでも、これらの割合が90対10から62対38へと変わっている。目覚ましい数字だが、こうした成果を上げるには、どんな手を打てばよいのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
最短で当日中にオンラインインタビューが可能 LINEリサーチが「Quickインタビュー」を提供開始
LINEヤフーは、セルフ型リサーチツール「Quickインタビュー」の提供を開始した。
オウンドメディアの記事数の目安は? 算出方法や記事数を増やす際のポイントを解説
「オウンドメディアの記事数はどのくらい必要なのかわからない」「記事数はSEOと関係ある...
子どもたちの人気キャラクターランキング総合2位は「ドラえもん」、1位は?
ビデオリサーチが提供する3〜12歳の子どもターゲットのマーケティングデータより、子ども...