眠れる人材を発掘 トムソン・ロイター “社内クラウドソーシング”の群を抜く成果目指す人は隣の席に座っているかも

Reutersでは、クラウドソーシングの仕組みを用いることで、社内の人材発掘に役立てている。ただ、何もかもがこの仕組みで解決できるわけではない。社内でのクラウドソーシングを成功させるためのコツとは。

2014年06月06日 12時00分 公開
[Nicole Laskowski,TechTarget]

関連キーワード

事例 | 経営 | 業務効率 | スキル | ソーシャル


 情報サービス大手の米Thomson Reutersは、エンジニアリングの人材を発掘するための効果的な方法を考案した。クラウドソーシングの仕組みを用いることで、ファイアウォールの内側から「プロブレムソルバー(問題解決者)」を見つけ出すというやり方だ。

 「従業員の隠れた才能を掘り起こすための社内コンペを大規模に実施している」。Thomson Reutersのデータイノベーションラボで責任者を務めるモナ・バーノン氏は2014年4月に開催されたイベント「Building Data Science」の基調講演でそう語った。同氏が統括するラボは社内の各チームや顧客と協力し、デジタルデータを活用した革新的ビジネスの創出を目指している。

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...

news183.jpg

GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...

news160.jpg

B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...