オープンソース・ジャパン、「ITIS」のSolaris 10対応版を発表NEWS

Webサーバのレスポンス時間測定を実施できるインターネットインフラの測定ソリューション「インターネット・トラフィック・インフォメーション・サービス」がSolaris 10に対応

2007年11月29日 19時11分 公開
[TechTarget]

 オープンソース・ジャパンは11月29日、インターネットインフラの測定ソリューション「インターネット・トラフィック・インフォメーション・サービス(ITIS)」のSolaris 10対応版の販売を開始した。本ソリューションは同社が2006年6月に発表したもので、Apache(Webサーバ)、MySQL(データベース)、PHP(開発言語)、GD(グラフィック描画ライブラリ)など、複数のオープンソースソフトウェアを利用して開発されている。最大3000カ所の任意のWebサーバに対して接続要求を出し、その応答時間までを最短10秒間隔で継時的に測定できるという。当初、OSとしてLinuxを想定して提供していたが、今回サン・マイクロシステムズの実施した「Solaris 10 Moves Ahead プログラム」に参加し、Solaris 10へのポーティング作業を実施した。

 同時に複数サイトを測定することで、任意のサイトの相対的な応答時間の把握が可能。また、継時的なデータ取得により、時間帯ごとの応答時間の変化も把握できる。測定結果を自動的にグラフ化してレポートする機能により、要件に応じて秒・分・時・日・月単位での変化や、緯度経度情報を利用して地図上へのプロットも可能だ。価格はサーバ1台当たり100万円。オプションで導入・設定支援・測定サービスが用意されている。

関連ホワイトペーパー

Solaris | オープンソース | MySQL | Apache | PHP


ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...