Webサーバのレスポンス時間測定を実施できるインターネットインフラの測定ソリューション「インターネット・トラフィック・インフォメーション・サービス」がSolaris 10に対応
オープンソース・ジャパンは11月29日、インターネットインフラの測定ソリューション「インターネット・トラフィック・インフォメーション・サービス(ITIS)」のSolaris 10対応版の販売を開始した。本ソリューションは同社が2006年6月に発表したもので、Apache(Webサーバ)、MySQL(データベース)、PHP(開発言語)、GD(グラフィック描画ライブラリ)など、複数のオープンソースソフトウェアを利用して開発されている。最大3000カ所の任意のWebサーバに対して接続要求を出し、その応答時間までを最短10秒間隔で継時的に測定できるという。当初、OSとしてLinuxを想定して提供していたが、今回サン・マイクロシステムズの実施した「Solaris 10 Moves Ahead プログラム」に参加し、Solaris 10へのポーティング作業を実施した。
同時に複数サイトを測定することで、任意のサイトの相対的な応答時間の把握が可能。また、継時的なデータ取得により、時間帯ごとの応答時間の変化も把握できる。測定結果を自動的にグラフ化してレポートする機能により、要件に応じて秒・分・時・日・月単位での変化や、緯度経度情報を利用して地図上へのプロットも可能だ。価格はサーバ1台当たり100万円。オプションで導入・設定支援・測定サービスが用意されている。
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