セキュリティアプライアンスに搭載される「ScreenOS」のセキュリティ機能を統合したモジュラー型ネットワークOSの最新バージョン「JUNOS 9.0」をリリース。
ジュニパーネットワークスは3月18日、同社のルータ機器などに搭載されるモジュラー型共通OSの最新バージョン「JUNOS 9.0」をリリース、サービスルータ「Jシリーズ」に搭載すると発表した。
JUNOS 9.0では、同社のセキュリティアプライアンス「NetScreenシリーズ」「SSGシリーズ」「ISGシリーズ」に搭載されているファイアウォール/IPsec VPNデバイス用OS「ScreenOS」のセキュリティ機能の一部を統合。ルータのセキュリティレベルを向上するだけでなく、ルーティングとセキュリティの機能を統合することでシステム更新などのメンテナンスを簡便化することができる。
新たにJUNOS 9.0を搭載したJシリーズは、「J2320」「J2350」「J4350」「J6350」の4機種(価格はすべてオープン価格)。ScreenOSのステートフルファイアウォール機能を実装しており、DoS(サービス妨害)攻撃などの外部からの脅威からネットワークを保護するほか、簡単な設定でIPsec VPNを構築できる。また、クラスタリングやシステムレベルでの障害回復機能に対応しており、機器やサービスの障害発生時でもネットワーク接続を維持できるという。
なおScreenOSは、今後もセキュリティアプライアンスの専用OSとして、JUNOSとは別個にアップデートが行われていく予定。
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