Webサイトコンテンツのリアルタイム更新、Webサイトデザインの統一を目的にCMS導入を検討。数千の既存コンテンツ移行が、専門技術者の常駐支援により短期間で実現した。
アシストは8月21日、同社が国内総販売代理店を務めるCMS(Content Management System)製品「NOREN」(開発元:韓国I-ON COMMUNICATIONS)を、タイトーがWeb構築基盤として採用したことを発表した。
タイトーでは従来、コンテンツの作成から公開までの一連業務を1つの部門が担当していたため、コンテンツ公開までに時間を要していた。また、各コンテンツは事業部門で独自に企画・運用されていたため、Webサイトデザインが部門ごとで異なるといった課題を抱えていた。そこで同社は、コンテンツのリアルタイム更新の実現と、ナビゲーションなども含めたWebサイトデザインの統一のためにCMSの導入を検討。NORENを選択した理由として、以下の5点を挙げている。
特に既存コンテンツの移行については、短期間では不可能という他社CMSベンダーが多かった中で、アシストはIT系エンジニア専門の人材サービスを手掛けるテンプスタッフ・テクノロジーとパートナーシップを結び、WebおよびNORENに関する専門知識を持った技術者「NOREN Pro」を派遣し、コンテンツ移行支援を提案。短期間での移行作業の提案が含まれていたことが、NOREN採用の決定的なポイントとなったとしている。期間としては、NORENの導入からコンテンツ移行を含め、3カ月で完了した。現在も各事業部のWebサイトをNORENで随時展開するに当たり、NOREN Proがタイトーに常駐して展開支援を行っている。
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