日本IBM、従来比50%の処理速度向上を実現するインメモリ型DBMSNEWS

スレッド単位で複数のトラザクションを並列処理できるように改良して、処理性能を向上させた。

2008年12月22日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は12月19日、インメモリ型データベース管理ソフトウェア(DBMS)の新版「IBM solidDB V.6.3」の提供開始を発表した。インメモリ型データベースは、アクセス速度が速いメインメモリにデータを格納することでデータベース処理速度を向上させるソフトウェア。

 IBM solidDB V.6.3は、複数のトランザクションをスレッド単位で同時に並列処理するように設計され、従来よりも処理性能を向上させた。

 同社によると、インメモリ型DBMSの従来製品と比べて50%以上、一般的なディスク型DBMSに比べると15倍以上の処理能力が見込めるという。通信業界や金融サービス、電子商取引などの大量データの高速処理を必要とする企業に適している。

 日本IBMは今回同時に、インメモリ型データベース製品「IBM solidDB Universal Cache」の提供を開始した。IBM solidDB Universal Cacheは、ディスク型データベースと組み合わせて使用することで、アクセス頻度の高いデータを格納して全体の処理速度を向上させる。IBMのDBMS製品「DB2」や「Informix Dynamic Server」に加え、OracleやSybase、Microsoftなど他社の製品とも組み合わせることができる。また、IBM solidDB Universal Cache・DBMS間の同期設定や、処理が正常に行われているかどうかを監視する機能を備えている。

 今回発表された2製品の販売価格は100VU(※)の場合、IBM solidDB V.6.3が324万円、IBM solidDB Universal Cacheが402万5000円(いずれも税別)から。

(※)VU(Value Unit)単位 = ソフトウェアライセンスの機種別サーバ単位課金「パスポート・アドバンテージ・エクスプレス」を適用したライセンス料金。1年間のバージョンアップ・保守料金を含む。

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