2009年01月07日 08時00分 公開
特集/連載

クラウドはSOAサービスの負荷分散に有効分散コンピューティングの未来形

クラウドコンピューティングは実質的に、SOAのサービスにスケーラビリティと信頼性を持たせることができる。

[Rich Seeley,TechTarget]

 エンタープライズアーキテクトは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)がもろ刃の剣であることを知っている。つまり、SOAが成功し、コンポーネントが再利用されると、よく使われるサービスが酷使され、パフォーマンスが低下してしまう恐れがあるというわけだ。これは、新たに台頭しているクラウドコンピューティングによって対処できる問題の1つだと、早くからクラウドを手掛けてきた草分け企業の幹部が指摘している。

 「人々がSOAで目指しているのは、高度な再利用だ。具体的には、サービスを切り出し、別のアプリケーションに取り込んで再利用することだ」とAppistryの製品管理担当副社長、サム・チャリントン氏は語った。

 しかし、サービスの利用が著しく増大したらどうなるのか。そこで頼りになるのがクラウドだと、チャリントン氏は言う。「クラウド環境では、サービスやサービスセットが別のアプリケーションで利用されて処理負荷が大幅に増えても、クラウドプロバイダーに追加の仮想マシンを立ち上げてもらえば済む」

 クラウドコンピューティングは実質的に、サービスにスケーラビリティと信頼性を持たせることができると、チャリントン氏は述べた。

 この点は、クラスタコンピューティングやデータグリッドと似ている。

関連ホワイトペーパー

SOA | クラスタ | グリッド | スケーラビリティ | 負荷分散


ITmedia マーケティング新着記事

news040.jpg

新型コロナ接触確認アプリ プライバシーと感染抑止の間で揺れ動く各国の対応
欧米では新型コロナ「第2波」への危機感が高まっています。主要国における接触確認アプリ...

news163.jpg

2020年米国ホリデーシーズンショッピング、オンライン売上高が過去最高に――Adobe予測
Adobeはホリデーシーズンの米国におけるオンライン売上高が1890億ドルになると予測してい...