晴海事業所内に「IBMクラウド・コンピューティング・センター@Japan」を開設。クラウドコンピューティング環境のデモや検証を行うことができる。
日本アイ・ビー・エムは8月1日、クラウドコンピューティング環境を提供する施設「IBMクラウド・コンピューティング・センター@Japan」を同社晴海事業所内に開設した。
クラウドコンピューティングとは、CPU、ストレージなどのコンピュータ資源やアプリケーションをユーザーの要求に応じて提供する“クラウド”から、サービスとして利用できる次世代コンピューティングモデル。
同センターでは、ユーザー企業やビジネスパートナーが仮想化を通じて利用しているサーバから、業務を停止することなく環境を別サーバに物理的に移動させるモビリティ機能や、自動的にシステム稼働環境のイメージファイルを配布するプロビジョニング機能など、クラウドコンピューティング環境を検証することができる。また、オープンソースの分散コンピューティングプラットフォーム「Hadoop」を利用したクラウドコンピューティング環境での大規模情報処理プログラミング環境のデモや、ソフトウェア開発のためのチームコラボレーションを実現するシステム環境のデモなどを行うこともできる。
さらには、同センター内にクラウドコンピューティングの活用を検討している企業向けに、教育プログラム「クラウド・コンピューティングイノベーション・ワークショップ」を無償で開催。ワークショップでは、同社のクラウドコンピューティングのエキスパートと半日の集中討議により、ユーザー企業のクラウドコンピューティング活用に適した分野や、構築に向けてのプランを策定していく。
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