バラクーダネットワークスは50万円台で導入できるSSL VPNアプライアンスを発表。リモートアクセスユーザー認証時に既存のディレクトリシステムと連携ができる。
Web/メールセキュリティ対策のバラクーダネットワークスジャパンは2月9日、SSL VPNアプライアンス「Barracuda SSL VPN」を発表、販売を開始した。Active DirectoryやRADIUSなどの認証システムと連携してきめ細かいリモートアクセス制御が可能。エントリーモデルが51万5000円と、中小企業でも導入しやすい価格設定となっている。
Barracuda SSL VPNは、一般的なWebブラウザで外出先などからのSSLトンネリングによるセキュアなリモートアクセスを実現するSSL VPNアプライアンス。「モデル 280」「同380」「同480」の3機種で構成され、最上位モデル(480)は最大100の同時接続ユーザーをサポートする。Active DirectoryやLDAPディレクトリ、RADIUSといった外部の認証システムと連携し、PINやハードウェアトークン、クライアント証明書などを利用して厳密なロールベースのユーザー認証やアクセス制御、シングルサインオンが可能。syslogによるアクセスログ管理機能、監査リポート機能も備える。ファイル共有サービスの利用時には転送ファイルのウイルスチェックを実行できる。
また、PC端末に専用のVPNクライアント「Barracuda Network Connector」を導入すればTCP/UDPで通信するクライアント/サーバアプリケーションを利用することができる。
価格は280が51万5000円、380が68万円、480が138万円(すべて税別)。各代理店から販売され、評価機の1カ月間の無料貸し出しも行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...