新構築した社内文書サーチポータルにウチダスペクトラムのエンタープライズサーチ「SMART/InSight」を採用。全グループ企業約6000人のユーザーへ利用拡大予定だ。
ウチダスペクトラムは2月23日、ニチレイがグループ全体における情報活用強化のために構築した社内文書サーチポータルに、エンタープライズサーチ「SMART/InSight」を採用したことを発表した。
同社内文書サーチポータルでは、ニチレイグループのさまざまなITシステムに散在している社内文書の一括検索と管理を行う。Lotus Notes/Dominoやファイルサーバに格納されている大量の文書やデータ、および文書管理システム内の数百に及ぶ社内規定文書が検索対象となる。
書式やファイル形式、格納場所などの違いを問わず横断的かつ迅速な社内文書検索を行うことで、社員間のナレッジ共有による生産性の向上を狙う。また、SMART/InSightの機能である仮想ディレクトリを利用して検索結果を保存/共有し、過去の検索プロセスを再利用することで、より一層検索効率が向上するとしている。
本システムは100ユーザー規模の一部の部門を対象として2009年1月より稼働を開始し、今後は全グループ企業の約6000人のユーザーを対象に順次拡大予定。将来的には文書検索のみならず、グループ企業ごとに異なる業務に対応した情報活用基盤を構築する計画だ。なお、本システム構築におけるSMART/InSightの製品導入は、日立フーズ&ロジスティクスシステムズが担当している。
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