ミラクル・リナックスは4月6日、物理サーバ環境から仮想マシン環境へのシステム環境移行を支援する「P2V移行サービス」を同日より提供開始すると発表した。
「P2V」とは「Physical to Virtual」の略称で、物理サーバ環境から仮想マシン環境へシステム環境を移行する仕組みのことを指す。同社のP2V移行サービスは、移行に関するヒアリングから現地作業まで、ワンストップでサービスを提供する。移行作業にオープンソースのバックアップソフトウェア「Mondo Rescue」を利用することにより、安価にサービスを提供することが可能だという。
同サービスの移行対象OSは、「MIRACLE LINUX」および「Red Hat Enterprise Linux 2.x〜4.x」。仮想化ソフトウェアは「VMware Server」「VMware ESX」「VMware ESXi」が対象となる。
同サービスの価格は、物理サーバ1台から仮想マシン1台への移行、事前パラメータ検討、Mondo Rescueによる既存システムの吸い上げ、仮想化環境への既存システムの移行、動作確認というサービス内容の場合、52万5000円(税込み)から。これに仮想マシン設定のサービスを加えた場合は、86万6250円(税込み)からとなる。同社では、今後1年間で同サービスの提供40件、売り上げ約2000万円を目指すとしている。
営業デジタル化を加速するクラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」でできること
営業の人的リソースが足りない組織が短いサイクルで顧客を効率的に獲得する仕組みを作る。
富士通の「デジタルセールス」が目指すこと
この連載のタイトルにあるように、富士通はインサイドセールスのことを「デジタルセール...
ナイキ vs アディダス Z世代の心をつかむアプローチの違い
有名人や人気ファッションブランドとのコラボに加え、環境や社会問題への取り組みなど、...