2010年03月03日 09時00分 公開
ニュース

米VMware CEO「仮想化だけでなくクラウドでもリーダー企業を目指す」NEWS

米VMwareは、仮想化だけでなくクラウドにおいてもリーディングカンパニーとしての存在感を示す方針を発表した。

[荒井亜子,TechTargetジャパン]

 米VMwareは3月2日、社長兼CEO ポール・マリッツ(Paul Maritz)氏による来日記者会見を開催し、2010年度は仮想化だけでなくクラウドにおいてもリーディングカンパニーとしての存在感を示すとした。

画像 米VMware社長兼CEO ポール・マリッツ氏

 2009年度は前年比8%増の20億ドルの売り上げを出したVMware。来日したマリッツ氏は、「全世界の仮想化環境で動作するアプリケーションの89%はVMware上で稼働している」と、同社が仮想化市場でのリーディングカンパニーであると主張した上で、「VMwareは仮想化だけの企業ではない。メインフレーム時代のIBM、クライアント/サーバ時代のMicrosoft/Intel、Web時代のGoogle/Amazon.comに匹敵する、クラウド時代におけるリーディングカンパニーの1つになる」(同氏)と2010年度の方針を語った。

 その具体的な戦略として、同社のプライベートクラウド構築システム「vSphere 4」を活用し、パブリッククラウドとプライベートクラウドの双方のメリットを兼ね備えた「ハイブリッドクラウド」を推進し、そのための基盤製品を積極的に投入していく。

 

画像 ハイブリッドクラウド構想

 もう1つ、クラウドへの取り組みとして、ZimbraやSpringSource買収を例に、VMware上で稼働するアプリケーション群を拡充させていく方針も示した。セキュリティやコンプライアンスを理由に自社内でSaaS(Service as a Software)を利用したい企業に向けて、仮想化ベースのプライベートクラウド構築を促進し、VMware上でSaaSのアプリケーションを開発できるようにする。これにより同社は、サーバとアプリケーションを一体化して提供することが可能になる。

 また、仮想化環境の自動化の促進とサービスポータルの充実にも注力する。仮想化ベースで構築したプライベートクラウド環境をIT部門のユーザーが管理しやすいように、管理ツールの自動化を進め、VMware上に管理ツールやアプリケーション、データベースなどをメニュー化したサービスポータルを用意する予定。

関連ホワイトペーパー

仮想化 | VMware | SaaS | コンプライアンス | メインフレーム


ITmedia マーケティング新着記事

news153.jpg

「広告をきっかけにアプリをダウンロード」 回答者の46%――Criteo調査
コロナ禍におけるアプリユーザー動向調査レポート。日本のモバイルアプリユーザーはコン...

news088.jpg

「ウェビナー疲れ」 参加経験者の約7割――ファストマーケティング調べ
ウェビナーに参加する目的や参加頻度など、ウェビナー参加者の最新動向に関する調査です。

news070.jpg

現金主義からキャッシュレス利用へのシフト 理由の一つに「衛生」も――クロス・マーケティング調査
キャッシュレス利用が顕著に増加。金額によって支払い方法の使い分けが定着しつつあるよ...