2010年07月23日 08時00分 公開
特集/連載

レセコン機能にも強みを持つ電子カルテ「ユニカルテ」診療所向け電子カルテ製品紹介:ユニコン

現在、日本国内の診療所は約10万施設存在する。診療所間の競争が激化している現在、勤務医時代から使い慣れている場合でも、開業時の電子カルテの選定には注意が必要だ。

[翁長 潤,TechTargetジャパン]

コンビニよりも数が多い診療所

 厚生労働省が2010年4月に発表した「医療施設動態調査」によると、日本国内の診療所の数は9万9592施設(2010年1月末時点)。コンビニエンスストアの店舗数が4万2704店舗(※)なので、診療所はコンビニエンスストアよりも多く存在する。

※:JFAコンビニエンスストア統計調査月報(社団法人日本フランチャイズチェーン協会調べ)。

画像 ユニコンの代表取締役、鶴田氏

 診療所間の競争が激化している現在では、開業後すぐにその経営がスムーズにいくとは限らない。事務員などの人件費を抑えるために、開業時点から電子カルテの導入を検討している医師も多い。また、勤務医時代から電子カルテを使っていた場合、開業時から導入することは当たり前のことなのかもしれない。しかし、ユニコンの代表取締役、鶴田真一郎氏は、開業に当たり電子カルテを導入する際には「以前使っていた電子カルテと同じものを求めるのではなく、まずはスリムな形で導入した方がいい」と指摘する。

 大規模な病院で使われるシステムは、その病院に合わせて独自にカスタマイズされることが多い。その分、導入期間が長くなったり、コストが掛かったりすることもある。鶴田氏は「勤務医時代とは異なり、診療所ではいかに短時間で的確な診療が行えるかという点も求められる。電子カルテを選ぶ先には“どれだけスムーズに使えるか”“どれだけ入力しやすいか”なども重要だ」と説明する。その上で、同社の電子カルテシステム「ユニカルテ」は診療所向けに最適化された製品だという。今回は、同社のユニカルテを紹介する。

レセコン一体型電子カルテ「ユニカルテ」

 2008年より提供されているユニカルテは、受付業務から診察、会計までの処理を支援するレセコン一体型電子カルテシステム。システム構成は最小2台からで、サーバ専用機を設置してクライアント端末を受付、診察室、検査室などに複数台設置することもできる。

画像 ユニカルテ画面《クリックで拡大》

 ユニカルテでは紙カルテ2号紙のイメージを踏襲した画面構成により、過去カルテの既往歴を参照しながら、診断入力が可能。

ユニカルテの主な機能
業務名 機能
受付 問診表入力
院内のメッセンジャー機能(伝言・申し送り)
カルテ修正・代行入力
診察ルートの指定・管理
診察 Do入力
カルテセット登録
カルテ文言集・問診セット
オーダー履歴表示
複数カルテ参照・記入(最大8人)
診療サマリー表示・編集
会計試算
各種文書作成(紹介状、診断書、訪問看護指示書、生活習慣病療養計画書など)
診断チェック機能(薬剤投与チェック、年齢・体重別処方量計算、食物・薬剤アレルギーチェックなど)
ジェネリック医薬品検索
写真付き医薬品添付文書表示機能
会計 分点会計処理などの各種自動算定
レセプトチェック機能

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