セールスフォース・ドットコムのAppExchangeで入手できるForce.comアプリケーションを業務課題別に紹介する本連載。第1回ではChatterとSkypeを活用してコラボレーションを促進するアプリケーションを紹介する。
「Salesforce CRM」はその名前の通り、そもそもはCRM/SFAを行うツールである。しかし今やその枠組みを超えて、あらゆるビジネスアプリケーションを構築するプラットフォーム「Force.com」として多くのユーザーに利用されている。筆者が自社で請け負ったSalesforceの導入案件300件強のうち、その約半数はCRM/SFA以外のForce.comアプリケーションだ。
Salesforce CRMを導入する際には標準機能であるCRM/SFA以外の付加機能も多く求められ、その付加価値が真に業務課題を解決する鍵になるといっても過言ではない。その付加機能を汎用的に利用できるようにパッケージ化して広く流通させる仕組みとして、「AppExchange」がある。これはSalesforce組織にワンクリックでアプリケーションをインストールすることができるマーケットプレースだ。また、その付加価値だけを取り出して専用アプリケーションとして提供するOEMアプリケーションプログラムという仕組みもある(関連記事:セールスフォース、国内のSIer/ISVにOEMパートナープログラムを提供)。
本連載では、筆者のこれまでのSalesforce導入経験を踏まえてAppExchange上のおススメアプリケーションを業務課題別に紹介していく。これらを上手く活用することで、Salesforce CRMはCRMの枠を超えた総合業務アプリケーションとして生まれ変わる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
HubSpot CMSにWebサイトの「定石」を実装 WACUL×100のパッケージ第1弾を提供開始
WACULと100は共同で、Webサイトの「定石」をHubSpotで実装する「Webサイト構築パッケージ...
電通調査で「料理は面倒」が6割超 なぜそうなった?
電通の国内電通グループ横断プロジェクト「電通 食生活ラボ」は、「食生活に関する生活者...
売り上げは予想の11倍 英国の老舗銀行がデータの分断を乗り越えて実現した「オムニチャネルバンキング」とは?
金融業界において、最新のイノベーションの活用によって銀行業務の現状と可能性に関する...