セールスフォース・ドットコムのAppExchangeで入手できるForce.comアプリケーションを業務課題別に紹介する本連載。第1回ではChatterとSkypeを活用してコラボレーションを促進するアプリケーションを紹介する。
「Salesforce CRM」はその名前の通り、そもそもはCRM/SFAを行うツールである。しかし今やその枠組みを超えて、あらゆるビジネスアプリケーションを構築するプラットフォーム「Force.com」として多くのユーザーに利用されている。筆者が自社で請け負ったSalesforceの導入案件300件強のうち、その約半数はCRM/SFA以外のForce.comアプリケーションだ。
Salesforce CRMを導入する際には標準機能であるCRM/SFA以外の付加機能も多く求められ、その付加価値が真に業務課題を解決する鍵になるといっても過言ではない。その付加機能を汎用的に利用できるようにパッケージ化して広く流通させる仕組みとして、「AppExchange」がある。これはSalesforce組織にワンクリックでアプリケーションをインストールすることができるマーケットプレースだ。また、その付加価値だけを取り出して専用アプリケーションとして提供するOEMアプリケーションプログラムという仕組みもある(関連記事:セールスフォース、国内のSIer/ISVにOEMパートナープログラムを提供)。
本連載では、筆者のこれまでのSalesforce導入経験を踏まえてAppExchange上のおススメアプリケーションを業務課題別に紹介していく。これらを上手く活用することで、Salesforce CRMはCRMの枠を超えた総合業務アプリケーションとして生まれ変わる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
情報の量と種類が急増する今、社内の各種ツールに散在する情報を単一の保存先で管理することはますます難しくなった。こうした情報を部門を超えて連携させて、効率的に活用するには、どうすればよいのか。4社の事例を基に、解決策を探る。
文書や画像、動画などのコンテンツ管理は、企業の規模が大きくなるにつれて難しくなる。チームやプロジェクトごとに社内外で情報を共有したり、法的保存義務のある文書などを適切に管理したりするには、どのようなアプローチが有効なのか。
あるハウスメーカーでは、約300箇所に展開する展示場と本社との情報共有に課題を抱えていた。従来はLotus Notesの掲示板機能を使用していたが、それでは異なる種類の文章を一元管理できなかったという。同社の解決方法を詳しく解説する。
グローバルで生産販売事業を展開しているあるメーカーでは、既存の文書管理システムの非効率さや、訴訟時のeディスカバリ対応などに課題を抱えていた。同社はこれらの課題を解消すべく、文書管理システム刷新に踏み切った。
業務効率化やコスト削減を目的にさまざまな業務で紙からの脱却が進む中、「取引先の希望でFAXを廃止できない」といったFAX運用の課題を解消すべく、クラウドFAXへの期待が高まっている。その導入メリットを解説する。
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...