マイナー技術AoEプロトコルが企業ストレージに採用される理由データストレージマネジャーのためのATA over Ethernetプロトコル入門(後)

大量ストレージセグメントでSASの代用として利用されるATA over Ethernet(AoE)。より広範に普及するには、ニッチ製品というレッテルを超えなければならない。

2011年05月06日 09時00分 公開
[Stephen Foskett,TechTarget]

 前編「イーサネットリンクを最大限に活用するAoEプロトコル」に続き、ATA over Ethernet(AoE)の概要とAoEプロトコルの将来が米Coraidのビジネスの展望に深く結び付いている理由を説明する。私が取材した数少ないAoEユーザーは、AoEの拡張性を高く評価しており、同プロトコルはあらゆるイーサネットリンクを最大限に活用すると主張する。

 ある金融会社のIT管理者は、繁殖力の強さで知られる植物の葛(くず)にAoEを例えて「成長力がものすごく、データセンターでアプリケーションとデータを圧倒的な勢いで吸収している」と話す。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...