2011年07月27日 09時00分 公開
特集/連載

Windows 8搭載タブレットがiPadに対抗できない理由Microsoftは企業向けタブレット市場に切り込めるか

Microsoftが情報を出し渋るWindows 8搭載タブレットはiPadの対抗馬となるのか? Windowsならではの課題と共にその可能性を探る。

[Ed Scannell,TechTarget]

 徐々に始まった米AppleのiPadの企業導入は今や破竹の勢いとなり、IT管理者は数千台のPCにインストールされているWindowsアプリケーションとiPadとの将来的な互換性を考えなければならなくなった。

 米Microsoftが広大な開発者エコシステムに働き掛けてアプリケーションの移植を促す戦略を打ち出すことで、iPadでもWindowsのアプリケーションがシームレスに使えるようになりさえすれば、IT担当者は枕を高くして寝られるかもしれない。

 実際、Microsoftはこのための戦略的なアプローチとしてある策を講じている。具体的には、次期OSのWindows 8をARMプロセッサに移植することだ(関連記事:Microsoft、ARMのサポートとタブレット計画でiPadに対抗)。ARMプロセッサは、AppleのiPadも含め、現在最も売れているタブレットPCのほとんどに搭載されている。

 しかし、最も忠節なWindows開発者であっても、実際にこの戦略を実行するのは難しいだろう。理由の1つとして、Windows 7以前のバージョンは、米Intelのx86アーキテクチャとのつながりが強いことが挙げられる。つまり、Windows 8やタブレット端末に組み込まれたタッチ操作がメインの機能を、x86ベースのアプリケーションで、ある程度利用しなければならない。そうでないと、移植しても受け入れられる確率は格段に低くなる。

関連ホワイトペーパー

Windows | タブレット | iPad | スマートフォン | Windows 7 | API | ARM | .NET | x86 | JavaScript | Silverlight


ITmedia マーケティング新着記事

Yahoo!広告がLINE広告と連携 「LINE NEWS」面への配信を開始
ヤフーとLINENが広告事業で初めての連携。

news019.jpg

人はなぜFacebookを離脱したくなるのか? プライバシー懸念を上回る理由
さまざまな懸念もよそに拡大する巨大SNS。一方でそこからログアウトする人々は何を思うの...

news117.jpg

化粧品の二次流通市場規模は推計1555億円――メルカリとアイスタイル調査
二次流通市場購入者の40.1%が、使ったことがない化粧品を試すための“トライアル消費”...