拡張性に優れたSMB向けユニファイドストレージ「FAS2240」SMB向けストレージ製品紹介:ネットアップ

ネットアップが2011年11月に発表したSMB向けストレージのエントリー機種「FAS2240」は、高い拡張性や管理の容易性などを実現するユニファイドストレージだ。

2012年03月15日 09時00分 公開
[富永康信,ロビンソン]

高まるユニファイドストレージへのニーズ

 中堅・中小企業(SMB)ストレージに対する課題として、以前から「データ量の増加」「管理者の不足」「IT予算の制約」の3点が指摘されてきた。現在ではそれらに加えて、SMBでも普及してきた「サーバ仮想化環境におけるストレージ統合」に悩む企業が増えている。企業内のサーバを仮想化で集約する場合、そのデータを一元的に管理できるストレージ環境がなければ仮想化のメリットを享受できないからだ。しかし、SAN(Storage Area Network)NAS(Network Attached Storage)などが混在する企業も多く、CIFSやNFS、ファイバーチャネル(FC)、iSCSIといったさまざまなプロトコルに対応するユニファイド(統合型)ストレージへのニーズが高まっている。

 本稿では、ネットアップが2011年11月に発表したSMB向けストレージ製品群「FAS2000シリーズ」の新モデル「FAS2240」を紹介する。同社は2002年、自社のNASプラットフォームにブロック処理機能を追加した製品を発表するなど、マルチプロトコル対応のストレージを提供してきた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...