2013年01月11日 08時00分 公開
特集/連載

個人向けサービスへの優位点は“管理の容易性”実用的な企業向けクラウドストレージを構築できる意外な方法

従業員が個人向けクラウドストレージを利用すると、IT管理者の手が届かないところにデータが保存されてしまう。利便性を損なうことなく、その問題を解決する企業向けクラウドストレージの構築方法を紹介する。

[Sander van Vugt,TechTarget]

 個人向けのクラウドストレージやファイル共有サービスは、どこからでもファイルの保存やアクセスができて便利だが、IT管理者が必要とする管理ツールがない。

 その不満を解消すべく、さまざまな企業向けのクラウドストレージサービスが登場している。ユーザーにとって便利なモバイルアクセス機能を妨げずに、管理者がクラウドの利用状態をコントロールできる機能を備えている。また、ファイルサーバを使ったソリューションも選択肢の1つになっている(関連記事:安価なオンラインファイル共有・ストレージサービスを検討する)。

企業向けクラウドストレージのメリット

 消費者はストレージを安価に、ときには無料で入手できる。そこで、米Boxなどの企業向けクラウドストレージサービスは、付加価値として「セキュリティ」機能を提供する。企業向けサービスは、顧客が必要とするセキュリティだけでなく、コラボレーション機能を提供している他、企業のディレクトリサービスとの統合も比較的スムーズに行える。

 もちろんクラウドベースのストレージサービスは、Boxだけではない。米Microsoftや米Apple、米Google、米Dropboxなどもこの市場に参入している。例えばDropboxは、「Dropbox for Teams」という企業向けのクラウドファイル共有サービスを提供している。そこで問題となるのは、「企業向けクラウドサービスは個人向けサービスにどうやって対抗するのか?」だ(関連記事:IT管理者にとって悪夢になり得るDropboxのSaaSアプリ連携)。

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