NASAがIT改革 iPhone、3Dプリンタで“大気圏脱出”コンシューマー技術が業務をどう変える?

独自技術にこだわるNASAのような組織でも3DプリンタやiPhoneなどコンシューマー技術の採用を検討しだした。このコンシューマライゼーションは、“大気”のようにどの企業にもあるIT部門の業務をどう変えるのだろうか。

2013年08月15日 08時00分 公開
[James Furbush,TechTarget]

 ITコンシューマライゼーションの影響が及ぶのは、IT部門がエンドユーザーに提供するツールやサービスだけではない。ITのコンシューマライゼーションが進む中、IT部門の構造や担当業務の内容はこの先何年かで様変わりすることが予想される。

 コンシューマライゼーションがもたらす変化への対応には、どんなに先進的なIT部門であっても苦労することになりそうだ。

 米航空宇宙局(NASA)の本業は本来、科学的な未来を生み出すことだ。だが、2013年春の連邦政府による強制歳出削減措置の発動と、迫り来るIT部門の予算削減を機に、NASAはコンシューマー(一般消費者)向けテクノロジーの採用に踏み切った。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...