オンライン版オフィス「Office Web Apps」が「Office Online」へと名称変更した。iOS/Android向けのフル機能版Officeは依然として存在がはっきりしない。近年、「Microsoft Office」をめぐる状況が複雑化している。
米Microsoftは2014年2月20日、オンライン版オフィススイート「Office Web Apps」を「Office Online」へと名称変更した。Office Onlineは現在、クラウドストレージサービス「OneDrive」(旧SkyDrive)からだけでなく、Office.comの新しいWebページからもアクセス可能だ。
Office Onlineでは、Webメールサービス「Outlook.com」とオンライン版の「Word Online」「Excel Online」「PowerPoint Online」「OneNote Online」に加え、OneDrive、「カレンダー」「People」が利用できる。
一方で、MicrosoftがiPad版/Android版Office製品の開発を進めているのかどうかは不明だ。本稿では、サービス拡大が進む「Microsoft Office」(以下、Office)の今後方向性を探っていく。
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