2014年10月29日 12時00分 公開
特集/連載

大解剖、PayPalの開発現場【後編】4000人がアジャイル開発を始めたPayPal、技術者が考えたこととは

米PayPalが実施したアジャイル手法への全面的移行では、4000人のITスタッフと製品担当者の仕事のやり方が変わった。この改革はどのように達成されたのだろうか。

[Linda Tucci,TechTarget]

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 どんな業界であれ、競争優位を維持するのは容易ではない。オンライン決済処理企業であるPayPalにとって、競争優位を維持するためには、迅速で実用的な反復型のソフトウェア開発手法をIT部門と製品部門の4000人の従業員に受け入れさせる必要があった。

 本連載の前編「やり手副社長が主導したPayPalのアジャイル開発移行、その凄腕を見る」では、PayPalで技術業務運用を担当するクリステン・ウォルバーグ副社長が、ウォーターフォールモデルからアジャイル手法への移行を決めた理由、そして新しい働き方を支える4つの要素について説明した。後編で同氏は、4000人の従業員を対象とした業務改革に要したコストについて説明。これらのコストには、コーチを雇い入れる経費や、開放型のフロアプランを設計するための経費も含まれる。ウォルバーグ氏は、この改革の成果の1つとして、顧客向けの新製品がかつてないペースで開発されるようになった点を挙げる。

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