米Appleはモバイル向けOS「iOS 8」のリリースに伴い、iOSネイティブアプリケーションのモバイルデバイス管理(MDM)を拡張する一環として、リモート管理用のユーザーインタフェース(UI)を導入した。
iOSのリモート管理UIは、会社側のMDMプログラムの詳細をユーザーが知ることができるように作られている。そのため、同UIはIT部門とユーザーの間にあるMDMに関するコミュニケーションギャップの橋渡し役となる。ほとんどのMDMやエンタープライズモバイル管理(EMM)製品は、それなりに管理のしやすい構成テンプレートを提供し、デバイス設定を定義できる。だが重要なのは、Appleがその情報をユーザーに開示したことだ。その恩恵はユーザーだけでなくIT部門にも及ぶ。情報を開示することにより、MDMプログラムの透明性が高くなり、私物デバイスへのMDM導入率が高くなると同時に、ユーザーがシャドーITに頼る可能性は低くなることが期待される。
変革ビジョンはなぜ形骸化してしまうのか?――調査が明かした経営層と現場の社員のギャップ
掛け声ばかり勇ましくて実際の取組みは遅々として進まない――。DXに関して同じ悩みを抱...
「マーケティングDX人材」を定義する
2022年、日本企業はDXのあるべき姿を実現するために、自社のマーケティングを大きく進化...
「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2022年6月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。