1Gバイト1ドルも、「オールフラッシュアレイ」の “高コスト”は解消されるか速い、静か、省電力――注目技術の現状と未来

オールフラッシュストレージアレイの導入が進んでいる。同技術が大きな注目を集める理由は何か、またどういったアプリケーションが最もその恩恵を受けることができるのだろうか。

2015年05月21日 12時00分 公開
[Dennis MartinTechTargetジャパン]
米Demartekの公式サイト《クリックで拡大》

 オールフラッシュストレージアレイ(オールフラッシュアレイ)の認知度は高まり、企業での導入率が上がっている。筆者が経営する米Demartekでは、一部の大手IT部門がオールスフラッシュアレイを購入計画に組み込んでおり、そのような企業ではオールフラッシュアレイがTier-1ストレージプラットフォームの標準になりつつあるという話も聞いている。

 本稿では、オールフラッシュアレイの購入プロセスを紹介する。IT部門でオールフラッシュアレイがTier-1ストレージと見なされている理由や、フラッシュの性能向上で最大の恩恵を受けるアプリケーションについて説明する。

オールフラッシュストレージアレイの歴史

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news029.jpg

ブランドリスクの要因は「トランプ大統領」 どうするCMO――2025年のマーケティング予測10選【後編】
2025年はCMOの役割と課題が大きく変化すると予想される。具体的には何が起こるのか。「Ma...

news156.jpg

AIはGoogleの地位を揺るがしているのか? Domoが年次レポートを公開
Domoの年次レポート「Data Never Sleeps」は、インターネット上で1分間ごとに起きている...

news162.jpg

3500ブランドの市場・生活者データでマーケターのアイデア発想を支援 マクロミル「Coreka」でできること
マクロミルが創業25年で培ったリサーチや分析ノウハウを結集し、アイディエーションプラ...