SSD(Solid State Drive)が、コンシューマレベルのフラッシュドライブから、企業のデータセンターで使える高機能なフラッシュベースのストレージアレイに進化してきている。
フラッシュストレージは非揮発性のソリッドステートメモリであり、サーバからは従来のブロックベースあるいはファイルベースのストレージ装置のように見える。「フラッシュ」とは、シンプルなUSBメモリ、サーバに組み込まれたSSD(ソリッドステートドライブ)、さらには「IBM FlashSystem 810」のようなアレイ型エンタープライズストレージシステムなどのデバイスを総称する用語だ。そのインタフェース、書き込みサイクル回数などの指標、その他の機能はデバイスによって異なる。
企業ユーザーは、フラッシュストレージとワークロードを適切に対応させなければならない。フラッシュストレージの消費電力はHDDの約20%で、読み書き速度はHDDの約100倍だ。これは、データベースのように読み出しが激しいワークロードにとっては明らかな利点だ。だがフラッシュメモリの書き込み速度は遅く、書き込みサイクルの限界に達すると不安定になるため、書き込みが頻繁に行われるアプリケーションの場合はレイテンシが増大する恐れがある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...