Windowsデスクトップアプリをモバイル端末から操作可能にする技術が充実しつつある。従来は操作性に難があるなどの課題も多かったが、技術進化でこうした課題が解消に向かいつつある。
デスクトップとアプリケーションの仮想化ツールは今もなお進歩している。こうした仮想化ツールは応答性の改善が進んでいるだけでなく、セキュリティも強力だ。こうした技術進化のおかげで、Windowsデスクトップアプリケーションを仮想化してモバイル端末で使用することは、今までにないほど現実味を帯びている。
タッチ操作ベースのユーザーインタフェース(UI)は、アプリケーションの利用方法に革命をもたらした。だが、モバイル端末でWindowsデスクトップアプリケーションを実行した場合の動作は、現時点でも十分とはいえない。
Windowsベースのアプリケーションの大半はマウス操作ありきで、従来の右クリックボタンやスクロールホイールは今でも重要だ。そもそもマウスがなければ実行できないものもある。
仮想化されたデスクトップやアプリケーションのパフォーマンスは一般的に、物理的なデスクトップPCで稼働する両者のパフォーマンスとは異なる。そのため、高度なグラフィック処理能力が必要なアプリケーションをモバイル端末で使うことは諦めるしかなかった。具体的には、コンピュータ支援設計(CAD)システムや地理情報システム(GIS)などである。
だが時代は移り変わり、新たな可能性が次から次へと見いだされるほど仮想化技術は進化している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...