2016年04月11日 08時00分 公開
特集/連載

iPhone 3200台導入の東京慈恵会医科大学、情報共有の在り方を一新2020年に向けた病院内のIT化を推進する取り組みとは(1/2 ページ)

Appleの「iPhone」3200台を導入するなど、2015年からモバイル端末を中心としたIT環境を着々と構築している東京慈恵会医科大学。同大学が目指す医療ITのビジョンとは。

[馬場大介,iOSコンソーシアム]

 東京慈恵会医科大学(以下、慈恵医大)は「2020年までに国際都市東京の顔となる“存在感”のある大学になろう」をスローガンに掲げ、東京オリンピックが開催される2020年までのITロードマップを定めてITインフラの次世代化を進めている。

 同大学のロードマップでは「院内ナビサービス」「スマホ診察券」「院内呼び出しサービス」「オンライン会計サービス」「翻訳サービス」などのモバイルアプリケーションの導入を計画している。

図1 図1:慈恵医大のITロードマップ(出典:慈恵医大)《クリックで拡大》

 計画初年度の2015年からモバイル端末を中心としたIT環境を着々と構築している。2015年、慈恵医大は以下の施策を実施した。

  • Appleのスマートフォン「iPhone」3200台(併せてフィーチャーフォン400台)の導入
  • PHSからiPhoneへの全面切り替え
  • ナースコールのiPhone連動
  • 病棟/外来棟におけるフリーWi-Fiを含むWi-Fi環境の整備

 また、NTTドコモの医療用モバイルクラウドサービス「Join」(開発元:アルム)や、NTTドコモと慈恵医大が共同発案した救命・救急、医療補助アプリ「MySOS」(開発元:アルム)、アイキューブドシステムズのモバイル端末管理基盤「CLOMO」などの製品・サービスを導入してモバイル端末を活用している。同大学の取り組みを紹介する。

医療機器に対するスマートフォンの影響を調査

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