オンプレミスとの比較も忘れずに、クラウドアーカイブの4大“懸念事項”クラウドアーカイブを始める前に考えること【後編】

クラウドアーカイブはクラウドストレージの中核を担うと考えられている。だが、クラウドアーカイブを使い始める前に考えておきたいことがある。クラウドアーカイブのデメリットや懸念事項はないだろうか。

2016年04月19日 15時00分 公開
[Chris EvansTechTarget]
Amazon Glacier クラウドアーカイブにもメリットとデメリットがある(画面はAmazonの「Amazon Glacier」紹介ページ)《クリックで拡大》

 パブリッククラウドストレージは大容量のデータを手軽に保存できるという大きなメリットがある。パブリッククラウドストレージを使用すれば、ストレージをサポートするインフラの管理に悩まされることはない。ほとんどの企業では、データの量が爆発的に増加し続けている。そのため、ストレージを管理する作業は大仕事になり、データの増加とインフラの更新にも対応しなければならない。クラウドストレージは、単調なインフラ管理をやめて、データに集中しようとするIT部門の救世主となる可能性を秘めている。だが、クラウドアーカイブは本当に唯一無二のサービスだろうか。また、クラウドアーカイブを利用するために必要な労力が、得られるメリットを上回ることはないのだろうか。前編に続き、クラウドアーカイブのデメリットや懸念事項について考えてみよう。

クラウドアーカイブの懸念事項

ITmedia マーケティング新着記事

news079.jpg

狙うは「銀髪経済」 中国でアクティブシニア事業を展開する企業とマイクロアドが合弁会社を設立
マイクロアドは中国の上海東犁と合弁会社を設立。中国ビジネスの拡大を狙う日本企業のプ...

news068.jpg

社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。

news202.jpg

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。