2016年07月27日 07時00分 公開
特集/連載

Windows 10の人気が「Androidタブレット」の販売打ち切りを招いた?企業市場でWindows 10に押されるAndroid(1/2 ページ)

HPとDellは「Android」搭載タブレットの大半の販売を打ち切った。企業市場の関心が「Windows 10」デバイスへ移っているからだ。

[Ramin Edmond,TechTarget]

関連キーワード

Android | Windows 10 | OS | Windows | Google


Android コンシューマーでは人気も企業利用が進まないAndroid(画面はAndroidの紹介ページ)《クリックで拡大》

 Googleの「Android」は企業市場に足場を築けていない。エンドユーザーやIT部門、デバイスメーカー、アプリ開発会社の支持が「iOS」と「Windows 10」に集まっているからだ。

 Androidはコンシューマーには人気があるが、幾つかの短所があるとIT専門家は見ている。セキュリティの懸念やバージョン乱立の問題から、Androidはアプリ開発のターゲットとして選ばれにくくなっている。そのためにビジネス用途のアプリも少ない。

 Dellは2016年6月、ラインアップを絞っていたAndroidタブレットの販売から完全に撤退した。その半年前にもHPがローエンドAndroidタブレットの製造を打ち切っている。エンタープライズIT大手の両社がこれらの措置を講じたのは、Windows 10搭載の2-in-1デバイス(タブレットとしてもノートPCとしても利用できるデバイス)に力を入れるためだ。

 「Androidは企業市場でかなり低迷している。Androidは多種多様なバリエーションがあり、あまりコントロールされていないからだ」。ITコンサルティング会社SIGMAnetの副社長を務めるスティーブン・モンテロス氏はそう語る。「Microsoftは最近、明確な方針に沿ってWindows事業を展開しており、企業ではWindowsとiOSに人気が集中している」

セキュリティとバージョン乱立がAndroidのネック

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news158.jpg

「リベンジ消費」は限定的、コロナ禍以前の状態に完全に戻ると考える人はわずか25%――野村総合研究所調査
コロナ禍が収束した場合の生活者の消費価値観や生活行動はどうなるのか。野村総合研究所...

news176.jpg

Teslaが成長率1位、LVMHグループ5ブランドがランクイン 「Best Global Brands 2021」
毎年恒例の世界のブランド価値評価ランキング。首位のAppleから10位のDisneyまでは前年と...

news056.jpg

「巣ごもり消費」で選ばれるブランドになる「シャンパンタワー型コミュニケーション戦略」のすすめ
「巣ごもり消費」はPRをどう変えたのか。コロナ禍における需要喚起に有効なB2C向けの統合...