デバイスを長く使い続けると、ユーザーはデバイス自体をほとんど意識しなくなり、何にアクセスし、どう処理するかに集中するようになる。デバイスとそのOSは、アプリケーションを実行したり、企業の情報にアクセスしたりするための信頼できるプラットフォームを提供する。
多くのエンドユーザー(デジタルデバイスに強い興味を持っている一部のエンドユーザーを除く)は、使い慣れたデバイスと比べてわずかに優れている程度の新モデルに変えようとは思わない。使い慣れたデバイスのままなら、付加価値が高くなさそうな新しい機能の習得に時間をかけずに済むからだ。
エンドユーザーもIT管理者も既存のデバイスに慣れていれば、サポートのコストが減り、あらゆる変更に伴うリスクも抑制できる。ITオペレーション、とりわけセキュリティに影響しかねない技術リスクも低減する。
ただ、最近ではスマートフォンをプライベートと仕事の兼用にするユーザーも多い。一部のユーザーは、今夢中になっているゲームを快適に実行するためだけにアップグレードしたがるかもしれない。そうした場合、社内のBYODポリシーによって、許容できるデバイスとOSの組み合わせを限定して指定するとともに、適切なエンタープライズモビリティ管理(EMM)ツールを導入しなければならない。
スマートフォン市場がつまらないおかげで、企業はリスクとコストを抑えることが可能になった。企業のIT管理者と経営陣にとって「スマートフォンがつまらない」のは悪いことではない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
リモート接続におけるITサポートチームは、安定稼働が大きな使命の1つだが、近年はシステムの複雑化に伴い、ITオペレーションの負担が増大している。本資料では、AIを活用してITオペレーションの効率を大きく改善する方法を紹介する。
昨今、多くの企業が業務にリモートアクセスを取り入れているが、リモート接続ツールの導入には、専門知識が求められる。また初期設定や運用設計などを自社で行う場合、最適化されていないケースも多い。どのように解消すればよいのか。
スマートフォンの進化により、「ノートPCとの2台持ち」の必要性は薄れつつある。スマートフォンをノートPCとして使うための便利な方法を解説する。
テレワークの普及に伴い、スムーズな仕事を実現するだけではなく、ギークの知的好奇心さえも満たすガジェットが充実している。ギークが他のギークに“激推し”したくなるガジェットを紹介しよう。
AI(人工知能)技術の活用が広がる中で、スマートフォンの利用はどう変わろうとしているのか。Samsung Electronicsが発表したスマートフォン新シリーズ「Galaxy S24」を例にして、“AIスマホ”の特徴を紹介する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。