エンドユーザーコンピューティングの次の大きな波は何か。この分野に携わる人なら、誰もがここ数年にそう自問したことがあるだろう。だが、それは考えるべき正しい問題ではない。
仮想デスクトップインフラ(VDI)は長い間、“次の大きな波”としての期待がかかっていた。初期にはコストとスケーラビリティの問題から利用が伸び悩み、ベンダーがこうした状況の打開策を見いだすまでに、普及の新たな障害が現れた。
それが「モビリティ」の問題だ。当初、多くの関係者はVDIとモビリティは理想的な組み合わせと考えていた。それは、IT部門は確立された技術を使って、エンタープライズ対応のWindowsデスクトップをスマートフォンやタブレットに提供できると期待したからだ。
ところが間もなく、モバイルデバイスで使うVDIの使い勝手が普通以下なことが明らかになった。モバイル時代には、使い勝手が何より重要なのにもかかわらずだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...
ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。
「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...