2016年06月23日 12時00分 UPDATE
特集/連載

XenApp/XenDesktopの導入コストを下げる「Raspberry Pi」搭載端末が1万円以下、CitrixのVDIクライアントは買いか (1/2)

CitrixはRaspberry Piと共同で超低価格のシンクライアントを開発する。リモート表示プロトコルのHDX用に最適化し、XenAppおよびXenDesktopの導入コストの削減を狙う。

[Gabe Knuth,TechTarget]
Citrix HDX Raspberry Pi《クリックで拡大》

 シンクライアント用PCである「Raspberry Pi」の最初のモデルが2012年に登場して以来、VDI(仮想デスクトップインフラ)の管理者たちは、いつかこれを社内で使えないだろうかと考えてきた。Citrix Systemsは今、その期待に応えようとしている。

 Raspberry Piデバイスは安い。現行モデルの「Raspberry Pi 3」の価格は40ドルだ。しかもパワフルで、「Linux」が稼働する。Raspberry Piシンクライアントに搭載したオンボードビデオデコーダーを利用できる「H.264」ベースのリモート表示プロトコルの登場により、企業でRaspberry Piシンクライアントを利用できる可能性がさらに現実味を帯びてきた。だが、そのための完全な製品を開発するという面倒な作業に挑戦したベンダーはいなかった。企業のIT部門が独自にRaspberry PiデバイスにOSを組み込み、クライアントソフトウェアをインストールした上で現場に配備することは可能だったが、パワー不足で管理ができないこれらのデバイスは、他のシンクライアントに太刀打ちできなかった。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news046.jpg

F1層(20〜34歳女性)に聞く「タピオカドリンクを飲む理由」――ミュゼマーケティング調べ
タピオカドリンクを購入する理由などを、20〜34歳女性1764人にリサーチしています。

news043.jpg

「GAFA」を脅威と言う前に正しく理解する――オプトホールディング鉢嶺 登氏インタビュー
『GAFAに克つデジタルシフト』(日本経済新聞出版社)を上梓したオプトホールディング代...

news015.jpg

ラグビーに関心を持つ人が急増――マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングが調査
「2019年スポーツマーケティング基礎調査」の結果から速報値を紹介します。